季語
豆ごはん
お茶の水でごいっしょしたTさまより、翌日、かわいいイラスト入りのファックスをいただきました。「昨夜もお疲れさまでした。一仕事片づけ、昼は蕎麦を食いに出かけました。店に『酒めん肴』という本があったので、悦花さんへのお土産と思ってパラパラめくっていると、四月号から「わたしの蕎麦日記」を連載されていたのですね。これから楽しみが増えました」。
お目にとめてくださり、ありがとうございます。8月号の連載原稿を編集部にお送りしたところです。いまは、俳句誌からの依頼で、約5,000句の投句を500句まで絞り込む選句に没頭しています。あっ、別な俳句誌へ、作品7句を提出する締切も迫っています。
いろいろお豆をたくさんいただいたので、豆ごはんに。
いただきもの 筍とトマト
梅見
梅の名所が毎朝のお散歩コースのkさんより、以前より、「もう見ごろですよ」とご案内をいただいて、うかがう予定でした。けれども花粉症のため、1週間やむなく延期。ようやく約束を果たすことができました。
青空が広がる朝から梅見スタート。紅梅、白梅、しだれ梅。この機会にと、写真展にあまたの入選歴を誇るkさんが大きなレンズを構えて、私の写真を撮ってくださいました。撮影を兼ねて、1時間ほど散策。といっても、臨時モデルは、花粉症もあって、かぐわしき梅のもと、当然のことながら、かなり見劣りいたします。
「週刊俳句」第46号(3月9日)に寄稿「2月の俳句」させていただきました。ぜひ、ご覧くださいね。
http://weekly-haiku.blogspot.com/
亀戸天神 鷽替神事
太宰府天満宮は1月7日、東京・亀戸の天満宮では1月24、25日の初天神に行われる「鷽替」。俳句では新年の季語です。
「うそ」とは、一刀彫の鳥。旧年の鷽を納めて、新しい鷽と替えると、凶事を嘘に替え、吉を招くという、江戸時代から続く神事です。学問の神様・菅原道真を祀る亀戸天神社で行われる行事に、私は初めてうかがいました。
鷽替ふるならば徹頭徹尾替ふ 後藤比奈夫
帰りは、正門近くの「船橋屋」へ。売店で食券を買い求めて、併設の甘味処の席へ。奥の看板「船橋屋」の文字は、吉川英治の揮毫によるもの。
くず餅(530円)は、熟成醗酵させたくず餅とひきたての黄粉、自家製の濃厚な黒蜜の味わいがなんともいえませんね。本店3階の工場でつくられているそうです。
「数独 上級編」クリア
句会でお世話になっている 山梨出身のSさんと山梨在住のSさんより、それぞれ産地直送の葡萄をたくさん送っていただきました。巨砲、マスカット、デラウェア。。。野菜室が葡萄の大きな房でいっぱい。ありがとうございます。そういえば今年はまだ葡萄の句を詠んでいません。
母が、「数独 上級編」を早くもクリアしました。ここのところ能力開発がはやっていますが、何気なく書店で見つけた「数独」の本を母に手渡したところ、初級編だったせいか、「やさしすぎる。。。」と不満そう。正直、イラッとして(笑)、試しに私もやってみたら、これがなかなか難解。しかし母は、軽く初級編をクリア。しばらくして、上級編も渡したところ、毎日コツコツチャレンジして、これもクリア。
黒きまで紫深き葡萄かな 正岡子規
秋の気配
今夏の歴史的猛暑も、ようやく山場を過ぎたのだとか。少しずつ涼しくなって過ごしやすくなりました。いつのまにか、蝉の大合唱は消え、虫の音が聴こえるようになりました。すでに秋の気配。
このところ、公私ともにいろいろ重なり、頭の中がオーバーヒート気味。月末ということもあり、やらなければならないことはたくさんあるけれど、日中もなんだかぼ~~っとしてしまいます。なかなか手がつけられなくて、中途半端な感じ。夜も涼しくなったせいか、かえってあれこれ想いを巡らせて熟睡できなかったり。。。夏の疲れが出やすい頃です、みなさまもご自愛なさってくださいね。
きちきちのものいひたげな口四角 吉田悦花
熱中症 死ぬかと思った~~
ほんと、身の危険を感じました。それほど、やばかった。高熱にうなされたことも、過ぎてしまえば、遠い過去のようでもありますが。とにかく、2度とあんなぐるじい思いはしたくないもの。
考えてみると、生きものとして私は、もともと熱には弱いようです。自分の体力を過信してはいけませんね。炎天下での取材なども平気でやっていましたけれど。無理は禁物ですね。聞くところによると、1度熱中症にかかったことがあると、再発の危険性も少なくないようです。これからは、暑さに弱いということを肝に銘じて、よくよく注意しなくては。
ところで、今回のことがあってから、体重が2kg減りました。たかが2kgですけど、されど2kgなわけで。ちょっとびっくり。
熱中症って季語になっているのかな。すでに生活に根づいてしまっていますね。毎日、熱中症で死亡した方の報道に接します。身をもってそのことを知ったものとしては、まさに熱中症畏るべし。
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