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浅草 蕎上人

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浅草の「並木藪」をスルーして、駒形橋の先の「駒形どぜう」を目標にぐんぐん進むと、ようやく「蕎上人」の木の重厚な看板が見えました。大ぶりの扉を開けて入ると、数寄屋造り風の店内には、手前に厚い一枚板のテーブル席がいくつか。一段高くなっている簾の奥には座敷席があります。ゆったりと落ち着いた空間に締まった空気が漂っています。

せいろ、田舎そばのほかにも、けし切り、ゆず切り、しそ、さらしな、茶そば、さくら切り、レモン切りを毎日打っておられるそうです。いずれも1000円。まず、せいろをいただきました。ちょうどよい蕎麦の分量。匂い立つような蕎麦の香りに驚きました。つややかできりりとして、とてもこしがあり、甘さも感じられます。汁も甘からず辛からず。薬味は、葱とわさびと大根おろし。蕎麦猪口がまた素敵でした。思わず手にとって眺めました。

そういえば「蕎上人」は、以前、小田原の久津間製粉本社工場を見学させていただいた折、久津間製粉の蕎麦粉を利用している、久津間社長からうかがいました。それ以来、一度うかがいたいと思っていたのでした。

お店の女性も気さくで、物腰がやわらかです。隣の席には、ご常連の母子とおぼしき着物姿の女性がふたり、なごやかにおしゃべり。私と入れ違いに出て行かれた外国人グループのお客様が、車海老だかの天ぷらを食べて、みんな頭を残しているのを見て、「あんなにおいしいところを残すなんてもったいないわねえ」と。店員の方も「そうですね」と応じていらっしゃいました。やはり、浅草という場所柄か、お客様とお店の方が気軽に世間話などしている様子に、ほっとします。

一茶庵系のお店ですが、同じ浅草にある「蕎亭大黒屋」とは、蕎麦の感じが異なります。蕎上人では、店舗があるビルの上階で、「手打ちそば・うどん教室」を開催して、麺打ちの基礎から老舗の心まで指導する、そば職人の登竜門となっています。

ところで、エイチ・アイ・エス・エクスペリエンス・ジャパン(HEJ)は、訪日外国人向けの体験プログラムとして「江戸ソバリエから学ぶ・耳で味わうそば」を発売しています。ここ「蕎上人」で、蕎麦粉から打ち、参加者自身が茹でて、「江戸ソバリエ」が食べ方を教えるというもの。英語の通訳案内士が案内し、催行人員は2名から6名。催行予定日は土曜日、所要時間は2時間30分、販売価格は1万5000円とか。

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