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May 2007

縄文柴犬を求めて

ニッポンの犬とカッコよく暮らす!楽しく遊ぶ「Shi-Ba(シーバ)」7月号、ただいま好評発売中です。今号の「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、天然記念物柴犬保存会の理想の柴犬を秋田県田沢湖に訪ねました。ちなみに、このブログの写真の子犬(生後2カ月)も現地で出会いました。ハイパーな魅力にあふれた、成長がとても楽しみなワンちゃんで、このまま連れて帰りたい衝動に駆られました(笑)。

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胡瓜の花・茄子の花

テラス栽培の野菜。黄色い胡瓜の花と紫色の茄子の花。茄子の花は、隣の鉢の唐辛子の花と同じように下向きに咲くんですね。知りませんでした。

  過ぐるたび胡瓜の花の増えてをり  永嶋靖子  

  草木より目覚めの早き茄子の花 福田甲子雄

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八重咲きどくだみ 開きました

八重咲きは珍しいですね。数年前、ご近所から分けていただいたものが、殖えました。

 毒だみや十文字白き夕まぐれ  石橋秀野

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柚子の花

庭の柚子の花が咲いていました。葉がかなり茂っているのは気づいていましたが、白い細かな花が咲いているのに気がついたのは、数日前のこと。朝の光に輝く白い花。「ああ……」と思わず、ため息で出ました。柚子の花を見ると、満開の花の下をよたよた歩いていた、晩年の愛犬ジョニーを思い出します。毎年ずっと豊作だったわが家の柚子。数年前、剪定し過ぎたためか、実が成らなくてがっかりしました。今年は、たくさん実がなるといいな。それにしても太い幹。樹齢20年は超えています。

 かにかくに逢へばやすらぐ花柚の香  野澤節子

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ジューンベリー 熟しました

3_21 1_30 2_29 昨年は花はもちろん、実もならなかったような気がします。今年は、見事に紅色に熟しました。もう食べごろかなあ。一粒いただいたら、美味しゅうございました。鳥がついばみ出すのを見たいので、もう少し様子をみようかな。あっ、もうひよどりが来ているみたい。

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ぽぽなさん ありがとうございます♪

ぽぽなさんが、私の「パスポートのかほの別人はなごほり」の句をとりあげて、とても素晴らしい鑑賞を「豆の木」掲示板に寄せてくださいました。

http://6918.teacup.com/mamenoki/bbs

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わが家のバラ 一挙公開

1_29 2_28 3_24 4_18 5_11 6_11 8_3 9_1 10_1 10_2 11_1 12 4月末から1ヵ月ほど、次々と咲き継いで、毎日、わくわく愉しませてくれてたわが家のバラ(約13品種)も、ひと段落。そろそろ見納め。ちょっとさみしい気もしますが、また秋にね。。。

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アイスバーグ ブリリアント・ピンク咲きました

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ハンドメイド 布バッグ2種

はぎれを縫い合わせて手提げ袋をつくりました。黒を基調にした和のテイスト2種(左A・中央と右B)。はぎれといっても、もともと着物などのしっかりした銀の布なので、ちょっと豪華な感じ。書類もたくさん入るので、気軽にレッスンバッグとして持ち歩くこともできそう。

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バラ ヤング咲いています

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紫陽花のつぼみ

3_18 4_11 5_6 6_6 2_25 1_28 あぢさゐや軽くすませる昼の蕎麦  石川桂郎

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蕎亭大黒屋

浅草寺裏の言問通りを越えて、柳通りというのでしょうか、柳の並木の小粋な通りを途中で左に折れます。寿司屋やスナックなどの飲食店が集まる、昔、花街と呼ばれたあたりになります。

私は、冬にかもすきをいただいて以来、久しぶりに「蕎亭大黒屋」訪ねました。途中で自信がなくなって、人に道を尋ねたところ、同名の天ぷら屋さんを教えられ、反対側に行ってしまいました。お間違えのないように。

木造二階建のちょっと奥まった戸を開けると、縦長の店内の右手に座敷があります。扇子に書かれたメニューから選び、注文してから30分くらい待ちます。土日は混むようですが、平日の昼間は、お客さまも少なく、ゆったりとした時が流れています。オトナの蕎麦屋という雰囲気。

おせいろ1,100円。香り高い艶のある蕎麦は、やや細め。つるりと一口ついで一口。絶妙のコシ。そして一口ごとに蕎麦の香りが楽しめます。つゆも蕎麦の味を引きたてています。「いや~、美味しい」とご一緒した4人も、「これまで食した蕎麦の中でイチバン!」と絶賛していました。

「一茶庵」で修業なさったご主人と奥様のおふたりで営んでおられます。途中で、調理場から出てこられたご主人が、マイ包丁を見せてくださいました。包丁ひとつとっても、毎日使うもので手入れを怠りません。職人の命だといいます。一期一会の精神で、誠心誠意、蕎麦に打ち込んでおられる様子が伝わります。

私たちの帰り際に入ってこられた男女。実は、ご一緒した赤坂の割烹料理屋の女将さんによると、彼女が贔屓になさっている若手の落語家さんだったそうです。私は、違うことに気をとられてわかりませんでした。もちろん、プライベートで、ガールフレンドと見えていたのでしょうからと、女将さんは「知らないふり」をしていたそうです。たしかに、そんな隠れ家的雰囲気の蕎麦屋さんでもあります。

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更里 花巻そば

懸案だったお仕事を無事終えることができて、ほっとしたときなど、喫茶店でくつろぐなど、人それぞれ過ごし方はあるでしょう。私の場合は、なんとなく蕎麦屋に向かうことが多いような気がします。まあ、そういうときって、ちょうど小腹がすいているということもあるのでしょうけれど。蕎麦屋で憩っちゃったりします。

この日も、なんとなく蕎麦屋へ。雨模様だったせいか、夕間暮れの「更里」のお客は私1人。あとから紳士が1人でカウンター席へ。この方は、私が食していた「花巻そば」に興味をもたれたようです。私は私で、この方がマイ箸を箸袋から出されて、「シャキーン!」という感じで、卵とじそばを食べはじめたことに、ちょっと驚きました。黒くて長い、漆塗りの立派な箸でした。お話をうかがったところ、近くの箸メーカーの老舗「兵佐衛門」の五代目・浦谷兵左衛門さんでした。

後日、「江戸蕎麦屋めぐり」のお仲間と、ここ「更里」さんを再訪問したのち、Photo_12 2_22 「兵佐衛門」さんのギャラリーをご紹介して、みなさんにも喜んでいただきました。

持ち歩くわたくしの箸夏に入る  吉田悦花

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柿若葉小犬と遊ぶ若夫婦

5/20    佐藤敏子

(かきわかばこいぬとあそぶわかふうふ)

(さとうとしこ)

椎若葉、樫若葉、樟若葉、若葉風、若楓、若葉雨など、初夏のみずみずしさにあふれる季語の中でも「柿若葉」は明るさに満ちている。

やや厚みのある楕円形で、つやつやとした光沢のある萌黄色。陽射しを受けて、あたりをぱっと明るくするように、ひときわ目をひく。雨が降った翌朝、透き通るような「柿若葉」は、触れると産毛の生えた肌のように滑らか。

「柿若葉」「小犬」「若夫婦」いずれも明るく若々しい。柿のカ、若葉のカ、若夫婦のカ、カ音も心地よい。

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菊根分うしろを誰か通りけり 三宅応人

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実際にやってみてわかることがあります。これが春の季語にもなっている「菊根分」なのかなあ、と。

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迷子犬戻る卯の花くたしかな

5/19    小沢変哲

(まいごいぬもどるうのはなくたしかな)

(おざわへんてつ)

旧暦4月(現在の5月)を卯月という。ユキノシタ科のウツギの花である「卯の花」が咲く頃は、梅雨にはまだ間があるというのに雨が多い。降り続く雨の中、白い「卯の花」が目立つ。

「卯の花くたし」の「くたし」とは「卯の花腐し」のことで、腐らせる意の「くたす」から派生した名詞。「卯の花」を腐らせるほど、しとしとと長く降り続く雨のことで、初夏の季語。

本格的な梅雨に入る前に「迷子犬」が戻ってきた。安堵の胸をなでおろしている様子がうかがえる。

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オールドローズ ロサ・ガリカ・ベルシコロール

1_23 2_21 3_19 4_12 8_2 1_26 先週、書き上げた原稿の校正ゲラが、すでに出始めました。今週も「江戸蕎麦屋めぐり」講座やさまざまなイベントへの出席が続き、ゆっくりゲラをチェックする時間がなかなか確保できず。そんな中、朝からケータイの電話の声がまったく聞こえなくなってしまいました。何度、ご連絡をいただいても通じない状態に。あせりました。いろいろ調べた結果、新しい機種の側面にあるスイッチが、自然に押されて消音になっていたことが判明。もとに戻って、ほっ。

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留守番の犬に吠えられ夏初め

5/18    下津ヱミ子

(るすばんのいぬにほえられなつはじめ)

(しもつえみこ)

入梅前の新緑の美しい時期、吹く風も心地良く感じる。晩春のもの憂い感じから脱し、あたりは溌剌とした生命力に溢れている。

「留守」宅を守るため、盛んに「吠え」る犬。「吠えられ」た作者は、驚きながらも頼もしい犬に共感しているような心情が感じられる。「夏初め」の季語が効果的。

「夏初め」は、初夏(しょか)、首夏(しゅか)、孟夏(そうか)のこと。首と孟は初めの意で、孟夏・首夏は陰暦4月の異称。「庭下駄に足のせ初夏の縁に  星野立子」も「初夏」の句。

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豆ごはん&寒天

今日は空豆ごはん。おやつは、寒天に小豆餡をのせた寒天。伊那の「かんてんパパ」の「かんてんクック」でつくりました。

日曜はすぐ昼となる豆の飯  角 光雄

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踏切に犬と目が会ふ薄暑かな

5/17    井上雅文

(ふみきりにいぬとめがあうはくしょかな)

(いのうえまさふみ)

甲高い音とともに、黄色と黒の縞模様の遮断機が下りてくる様子はどこかなつかしい。電車が通過するのを辛抱強く待つ犬と「目が会」った。

私の周囲では「踏切」を目にする機会はほとんどない。しかし、「開かずの踏切」など、まだ多くの「踏切」が存在し、交通渋滞、市街地の分断、人身事故などの問題も生じている。

やや暑さを覚えるようになった初夏の頃を「薄暑」という。俳句ならではの美しい言葉。少し歩くと汗ばむような感じで、服装も軽快になる。

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スズメの巣立ち &4月に観た映画など

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8_1 3_16 4_9 今朝、スズメの巣立ちに遭遇しました。以前、庭木に巣をつくったヒヨドリの巣立ちを目撃したことがありました。それ以来です。

開け放った窓に飛び込むような勢いではばたく鳥の影に驚きました。テラスを見ると、側面にしがみついて固まっている子スズメを発見。くちばしが、ほんとうに黄色い。しばらくすると、自信もついたのか、大きな声で鳴いて親を呼んでいます。そのうち、元気に屋根の上にはばたいていきました。

庭のキンギアナムの白い花やクリスマス・ローズ。長く愉しませてくれましたが、ついに終わってしまいました。いまはやはり、各種のバラがにぎやかです。

4月は忙しかったせいか、落ち着いて映画を観る時間があまりとれませんでした。「アメり」(2001)「バベットの晩餐会」(1988・デンマーク)「男が女を愛するとき」(2000・イタリア)「逆噴射家族」(日本)など。なんだか20年前にタイムスリップしたような、懐かしのラインナップ。

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緑陰やわが名刻める犬の首輪

5/16    滝 春一

(りょくいんやわがなきざめるいぬのくびわ)
(たきしゅんいち)

季語は「緑陰」で夏。青葉がつくる、緑したたる木陰。木陰というと暗い感じだが、「緑陰」の語感はあくまで明るい。日差しを避け、犬とともに「緑陰」に憩っている。

その「犬の首輪」には、飼い主である作者の「名」が刻まれている。そのことが、犬に対する愛情を示すとともに、爽やかな緑の香に包まれた犬の表情も浮かぶ。

俳句誌「暖流」を主宰した滝春一は、「かなかなや師弟の道も恋に似る」「友の家に来てうたたねす花石榴」「あの世へも顔出しにゆく大昼寝」といった句でも知られる。

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「わん句にゃん句」発表

「第10回わん句にゃん句」優秀作品 発表しました
第11回(7月31日締切)ただいま大募集中!
最優秀賞の方には素敵なプレゼントがあります
たくさんのご応募 お待ちしております
(サイトのアドレス変更のため、お気に入りに新規登録お願いいたします)

http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html

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唐辛子の花

雨に咲く唐辛子の花俯向きて  花島衣谷

ほんとうに唐辛子の花ってうつむいて咲くのですね。写真では、あえて上向きにしてしまいました(笑)。可憐な白い花。おとなりの茄子も胡瓜もすくすく育っています。

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芝刈つて犬には歩きにくき庭

5/15    稲畑汀子

(しばかっていぬにはあるきにくきにわ)

(いなはたていこ)

作者は、1931年神奈川県生まれ。高浜年尾の二女。1897年に愛媛県松山で創刊された俳誌「ホトトギス」発行人、高浜虚子の孫にあたる。

77年に父が倒れると「ホトトギス」雑詠選者を代行。同年、父の死去により主宰を継承し、日本最大の俳句集団を率いてこられた。82年より朝日俳壇選者。2000年に開館した(財)虚子記念文学館理事長。日本伝統俳句協会会長。

ところで、汀子という名は虚子が名付けたらしいが、「汀」は、中村汀女からきているのかしら?

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コーネリア 咲きました

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連休前から執筆がヒートアップしていた(?)原稿をようやく書き上げることができました。ひとまずほっとしています。
「コーネリア」は、柔らかなアプリコットピンクの花色が可憐な小型のバラ。甘い香も魅力的です。ほんとうは、壁やフェンスなどの沿わせてたくさん咲かせると、より魅力が引き出せるのでしょうけれど、わが家はスペースの関係で鉢植えのまま。どのバラもきれいですが、(いつもながら)写真がボケていますね。
今朝、ウドンコ病になりかけている葉っぱを素手で取り除いていたら、そのたびに枝のトゲトゲが手の甲が刺さる。小さいトゲで、刺さってもあまり目立たないけれど、それだけに要注意。そのときは気づかなくても、あとからじわじわ痛くなってきて、「なんでかな?」と思うことがあります。

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遠雷やひとり暮しの母と犬

5/14    田辺きみお

(えんらいやひとりぐらしのははといぬ)

(たなべきみお)

「遠雷」は、遠くのほうで鳴る雷。激しい上昇気流によって積乱雲が発生し、その内部で起こる放電現象によってゴロゴロと鳴り、局地的に激しい雨や雹(ひょう)を降らす。落雷で人身事故や火災を引き起こすことも

いかづち、はたたがみ、雷鳴、雷神、雷雨、日雷、鳴神など、とくに夏に多いので夏の季語とされるが、日本海側では冬にも多く発生する。稲妻や稲光は秋の季語。

「遠雷」を聞きながら思いを馳せるのは、遠く暮らす「母と犬」のこと。今年も母の日が来た。

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ロサ・ルゴサ・スカブローサ

1_19 2_17 3_15 ハマナス科の原種バラ(オールドローズ)。ひらひらした大型のピンク色の花を咲かせています。赤色をにじませたとんがったつぼみもユニーク。私の好きなバラの1つです。

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棕櫚の花水をほしがる犬の舌

5/13    柚木治子

(しゅろのはなみずをほしがるいぬのした)

(ゆきはるこ)

自宅の玄関前に、父が植えた1本の「棕櫚」があった。枝のない直立した幹は黒褐色の網状の繊維に覆われ、扇状に深く裂けた葉を広げ、子供心にどこか異様に映った。

長いこと目にしてきたが、恥ずかしながら、「棕櫚の花」という夏の季語が実際の姿と結びついて、「いつも見ていた木が『棕櫚』だったのね」と思い至ったのは、最近のこと。

「棕櫚」はヤシ科シュロ属。南九州、中国南部に分布。5、6月、淡黄色の粟粒のような小花が多数集まり、房のように垂れる。

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ブルーデイジー 咲いています

4_4 5_2 6_2 昨年も連休の頃に咲き始めたとブログにありました。お約束のようにその頃から次々花開いて、今咲き続けています。最近は、バラのほうに目がいくことも多いのですが、長く愉しませてもらっています。白い斑入りの細かい葉と明るいブルーの花びらが可憐、そして爽やか。

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写真のなかの大きな犬だ

5/12    尾崎放哉

(しゃしんのなかのおおきないぬだ)

(おざきほうさい)

放哉には、犬の句が数多くある、と前に述べた。この句も、今日であればなおさら、俳句を知らない方たちにも、たくさんの共感を得られるのではないか、という気がする。ごく短い七七の単純化されたことばに、犬の本質というか、犬と人間との絆もうかがえて、象徴的だ。

「犬も入れて残らず写す」「犬の顔つくづく見て居るひまがあつた」「犬がなく山の村の灯が見える」。声を上げて詠むうち、永遠なるもの、郷愁みたいなものが胸にこみあげてきて、ぐっとくる。

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「がんばらない」鎌田医師インタビュー&ピエール・トゥ・ロンサール

1_18 2_16 3_14 朝から烈しい風が吹き荒れた昨日。取材先へ向かう電車が止まってしまい、思いがけず、路線変更を強いられました。別な駅まで2駅分ほど、てくてくと30分歩きました。1時間ほど時間の余裕を持って家を出たのが正解でした。

遅刻することなく、予定どおり早めに会場に到着。控え室で、「がんばらない」のベストセラーで知られる鎌田實医師に、1時間ほどインタビュー。その後、2時間にわたり、ご講演をうかがいました。前から2列目で、先生の熱弁に耳を傾け、何度も涙を抑える場面がありました。

「ピエール・トゥ・ロンサール」の蕾は、かたちといい色合いといい、まるで白桃のよう。におい立つような華やかなバラです。

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半眼を病みし犬をり青嵐

5/11    島 青櫻

(はんがんをやみしいぬおりあおあらし)

(しませいおう)

も長寿になり、老化とともに人間と同じような病気にかかる例が多く見られる。

目の水晶体の一部や全体が白く濁る白内障、眼圧が高くなることにより視野が狭くなる緑内障など。進行すると視野異常や視力障害を起こし、失明することもある。いずれにしても、早期の治療が必要。

たとえ視力を失ってしまったとしても、飼い主さんの愛情と配慮さえあれば、犬は素晴らしい嗅覚を駆使して行動するので、それほど不自由なく日常生活を送ることはできる。

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野菜の苗付 胡瓜・茄子・唐辛子

この夏は毎朝、採り立ての新鮮野菜を食べられるといいなあ。そんな願いをこめて、先の連休中に苗を購入、プランター栽培に挑戦。まずは、(左より)胡瓜2種と茄子、唐辛子の苗を植え付けました。数日後、胡瓜のつるが伸びてきたので支柱や紐を組みました。

 茄子の苗一天の紺うばひ立つ  有馬朗人

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老犬の睫毛長くて苺園

5/10    四ッ谷龍

(ろうけんのまつげながくていちごえん)

(よつやりゅう)

「老犬」の長い「睫毛」から、穏やかな性格や落ち着いた風貌まで浮かぶ。

「苺」は夏の季語。でも最近は「苺」の消費量が最も多いのはクリスマスの頃らしい。

以前、冬苺の産地として有名であった静岡県久能山の南面の石垣を利用して栽培する石垣苺を摘みに行ったことがある。近年、ハウスによる温室栽培が急速に進んで、冬もたくさん出回るようになった。通常、苺狩の期間は、1月~5月中旬。若葉から梅の実がのぞく頃、ようやく露地ものの「苺」が店頭に並ぶ。

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オールド・ローズ 粉粧桜

A_1 B_1 C_1 連日の真夏日、水やりが欠かせません。大型連休中も原稿に追われ、毎日が締切日という感じでした。ワタクシ的にかなり頑張ったつもりです。なのに、まだ終わらない。あとひと息、というところで、気を緩めてはいけませんね、と自らを鼓舞して、もうひと頑張り。そんな中で、この「バラが咲いた」シリーズを続けています。というか、バラとのふれあいが、ほどよい休息になっているのかも。

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犬つれて歩み疲れぬ青あらし

5/9     石橋辰之助

(いぬつれてあゆみつかれしあおあらし)

(いしばしたつのすけ)

木々の緑がひときわ濃くなった。明るい新緑の中、強い風が吹きわたる。5月の嵐はメイストームともいう。

明治42 年、東京・下谷生まれの辰之助は、まさに「青あらし」のような人生を歩んだ。「馬酔木」を経て、高屋窓秋とともに新興俳句運動の「京大俳句」に参加。さらに新興俳句の総合誌「天香」を西東三鬼らと創刊。新興俳句弾圧事件で「京大俳句」同人らと検挙され、作句を中断。戦後は「新俳句人連盟」に参加。昭和23年、急性結核により39歳で死去。

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メアリー・ローズ咲きました

1_16 2_14 3_13 1_17 2_15 6_4 バラの品種は実にたくさんあります。私は、この「メアリー・ローズ」の花を見ると、あたたかみのある色といい、かたちといい、なぜかほっとします。バラらしいといいますか。それにしても、今年のわが家のバラは、自慢ではありませんが、妙に勢いがあります。肥料のせいなのかな。うどんこ病にもならず、とても元気で、頼もしい。

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犬は暑に喘ぐ黒斑の舌を出し

5/8     山口誓子

(いぬはしょにあえぐこくはんのしたをだし)

(やまぐちせいし)

立夏を過ぎた頃、1日ごとの気温上昇率は最大に近くなるのだとか。早くも夏到来という感じである。人間は、暑くなると汗を出して体温の上昇を調節する。しかし、足の裏にしか汗腺がない犬は、舌を出してハアハアと「暑に喘ぐ」ように息をして体温を調節する。長く突き出た舌に「黒斑」を認めた。

犬の舌は、健康的なピンク色をしているが、チャウチャウのように全体に青黒い色をしたもの、北海道犬や甲斐犬など、生まれつき舌に青黒いまだらを持つ犬種もいる。

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アリスター・ステラ・グレー 咲きました 

1_15 2_13 3_12 「わが家のバラ 咲きました」シリーズも、今日で5回目。毎朝、次々と新しいバラが開花するので、それを記録するのに忙しく、いつのまにかシリーズ化しました。そのため、「わん句カレンダー」や「蕎麦屋めぐり」などの記事も溜まっているのですけれど後回しにして、今しばらく「咲きました」シリーズにおつきあいください(笑)。「アリスター・ステラ・グレー」は黄色のバラ。つぼみのときが最も濃い黄色で、開くと薄い黄色に、数日後には白バラになっています。ぱらぱらして乾いた感じの小ぶりの花びらがユニーク。

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犬がその影より足を出してはゆく

5/7   篠原 梵

(いぬがそのかげよりあしをだしてはゆく)

(しのはらぼん)

無季だが、このように独特の視線で犬を詠んだ句は珍しい気がする。

「葉桜の中の無数の空さわぐ」で知られる篠原梵は、東大卒業後、中央公論社を経て中央公論事業出版社長となる。俳句は臼田亜浪(あろう)に師事。197510月、家族とともに郷里・松山に帰省中、肝硬変を発病し、1週間後に死去。

加藤楸邨、中村草田男、石田波郷とともに人間探求派として世に出ながら、不思議なほど梵のことは知られていない。俳句史の中でも影が薄い。なぜなのだろう。

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フランシス・デュブリュイ 紅の薔薇

1_13 2_11 3_10 2_12 3_11 Image153 モダンローズの「フランシス・デュプレイ」は、ダークレッドの気高さ漂う薔薇。小ぶりながら存在感があります。甘い芳香。実はこの写真を撮ったあと、1日雨降りしきりました。花を支えきれず、頭を下げてしまったり、なかには、はらはらと花びらを散らしてしまったものも。

バラ散るや己がくづれし音の中  中村汀女

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拾はれし犬洗はるる立夏かな

5/6     細川和子

(ひろわれしいぬあらわるるりっかかな)

(ほそかわかずこ)

今日は立夏。二十四節気(にじゅうしせっき)では、この頃から立秋の前日までを夏としている。拾われた犬が、洗われてきれいさっぱり、家族の一員となった記念日でもある。心から「よかったね」と思う。

二十四節気は、太陽年をその黄経に従って24等分して、季節を表すのに用いる中国古来の語。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒がある。

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エブリン 咲きました

1_10 2_8 3_7 1_14 A B C シャンパンオレンジというのでしょうか、ふっくらとした蕾といい、とても上品なイメージ。それが全開したとたん、華麗過ぎるというか、花びらのひだがとても深い。清楚でありながら、とても魅惑的というか。実に華やかです。

滝おもて雲おしうつる立夏かな   飯田蛇笏

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犬の眼に話せば答ふ子供の日

5/5     峰村浅葱

(いぬのめにはなせばこたうこどものひ)

(みねむらあさぎ)

5月5日は「子供の日」。端午(たんご)または菖蒲(しょうぶ)の節句ともいう。

誕生して初めての初節句は、武者飾りや鯉幟を贈るのが習わしとなっている。五月人形、飾兜、幟(のぼり)、吹流し、矢車、粽(ちまき)、柏餅、菖蒲湯、すべて夏の季語。菖蒲は、剣状の葉や強い香りが、邪気を祓う霊力があるとされ、子どもの生命力を強くするという。

犬の眼に話せば答ふ」から、作者にとっては犬が、かけがえのない我が子のような存在であることがよくわかる。

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柏餅とシャンパン

070326_ 2_10 3_9 いただきもののシャンパン。こどもの日ということで柏餅も。そして、お食事はなぜか、(常食している)盛岡冷麺。

てのひらにのせてくださる柏餅  後藤夜半

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花蘇枋犬は足裏のやはらかし

5/4         丑山霞外

(はなずおういぬはあうらのやわらかし)

(うしやまかがい)

初めて「花蘇枋」を目にしたとき、ぎょっとした。どぎついほど濃い紫紅色の細かな花が、まだ葉が出ない箒のような枝に直接、びっしりかたまって咲いていた。

花名は、そのあざやかな花が、インドやマレーの蘇枋染めの色に似ていることから。中国原産で中国名は紫荊。樹高は7mにもなり、枝は分岐しながら斜めに伸びあがる。秋には長さ5~7cmの褐色の豆果が垂れ下がる。

晩春を彩る華やかで物憂い感じの「花蘇枋」の下を行く、伸びやかな犬の「足裏」。

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マダム・ピエール・オジェ 咲きました

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丸みのあるカップ型の薔薇です。蕾は濃いピンク色ですが、開くとほのかな、ほのかにピンクかかった花。なんとも意外性があります。芳香がまた、素晴らしい。

峠谷さんが「豆の木」bbsに復帰。待望の「2句鑑賞」を再開なさいました。私の句、

 パスポートのかほの別人はなごほり

も取り上げてくださいました。ありがとうございます。

http://6918.teacup.com/mamenoki/bbs

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犬とゐて春を惜しめる水夫かな

5/3    篠原鳳作

(いぬといてはるをおしめるすいふかな)

(しのはらほうさく)

船旅の途中、陸にあがった「水夫」が、どこからか姿を現した犬と並んで、つかのまの休息を楽しんでいる。

「満天の星に旅ゆくマストあり」「しんしんと肺碧きまで海の旅」「幾日(いくか)はも青うなばらの円心に」は、鹿児島県出身の鳳作(190536)が、長崎鼻を訪れたときに詠んだもの。

宮古中学の教諭だった鳳作が、夏休みに姉の住む那覇市まで船旅をしたときの句だと思うと、南の海の真っ只中、肺まで海の碧に染められるような感覚が伝わる。今日は憲法記念日。

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アイスバーグ 白バラ咲きました

Photo_10 庭の薔薇たち、7種類くらいあるでしょうか。いずれも今年はとくに葉の勢いがよく、かなり茂っています。蕾も大きくて、たくさんつけています。春先に「誘引」をした成果かな。4月末、アイスバーグの白い花が真っ先に開きました。神々しい感じすらします。

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犬が来て猫かけのぼる花杏

5/2    高野素十

(いぬがきてねこかけのぼるはなあんず)

(たかのすじゅう)

雪国の春を彩る「花杏」は、中国原産の果樹。たんに「杏」といえば実のことで、信州が主な栽培地。葉に先立ち、五弁の花があでやかに開くと、一面「杏の里」の景観がひろがる。

梅や杏や桜や桃がいっせいに開花したら、見分けるのが難しいと思っていたが、「花杏」は、花がついている根本がとても赤いことに気づいた。よく見ると幹や枝も赤みを帯びている。どこか「猫かけのぼる」木にふさわしい気がする。

有名な句に「一村は杏の花に眠るなり  星野立子」。

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たいやき 浪花屋本店

1909(明治42)年の創業の老舗。未確認情報ですが、麻布十番のたいやき屋さんとは兄弟店になるようです。
北海道産の小豆餡がたっぷり入ったたいやき。わが家では、10年以上前からお馴染みの味として、たいやきならばココと決めています。店内では、あんみつや焼きそば、かき氷などもいただけるようです。焼きたての皮は、とてもぱりぱりして、餡はあっさりとしたおいしさ。
場所は、両国・江戸東京博物館や東京大空襲などの戦争慰霊堂がある横綱公園近くの清澄通り沿い。
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メーデーに従き来る犬を追ひゐたり

5/1   二輪 通

(めーでーにつきくるいぬをおいいたり)

(にりんとおる)

「メーデー」は、毎年、5月1日に行われる国際的な労働者の祭典。1886年5月1日、米国で行われた8時間労働制要求のゼネストとデモが発端となり、89年の第2インターナショナル創立大会で決定、90年から行われた。

日本では大正9年(1920)に第1回が開催、昭和11年以降禁止されたが、同21年復活。労働祭とも。

近年、労働組合活動が低調になり、ゴールデンウィークで長期休暇をとる人も増えて参加者数は減少。デモの列に「従き来る犬」も寂しそう。 

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手製の枕カバー

自分でも意外なのですが、枕が変わると眠れないタイプ、かもしれません。旅は大好きなのですが、出発前もわくわくし過ぎて、あまり眠れなかったり、旅行中も、たいてい寝不足だったりします。

だからといって枕に特別のこだわりがある、というわけでもないのですが。枕カバーを春仕様に変えてみました。お手製のカバーです。

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