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銀蕎麦 國定

銀座6丁目、数寄屋通りのビルの地下。ちょっとわかりづらいので、通りに置いてある濃紺の看板を目印にするとよいでしょう。先回、うかがったときは、午後2時過ぎで入れなかったので、今回は、5時営業をめざし、銀ブラをして時間を調整しました(笑)。

ビルとビルの細い隙間にある入口から地階へ。木の扉を開くと、目の前がぱっと開けます。木を生かした落ち着いた空間。適度な明るさの照明。

われわれは、カウンター席へ。カウンター越しにこの店の女主人・国定さんにご挨拶。ショートカットに紺色のТシャツ姿。蕎麦屋さんではまだ珍しい、女性オーナーで、打ち手でもあります。私と同じ江戸ソバリエの国定さんは、新橋「本陣房」で修業され、1年前に独立されたそうです。蕎麦打ちはもちろん、日本酒にもお詳しいそうです

もう1人女性が働いておられます。こちらは、定番の「蕎麦シュー」ほか、そば粉や豆腐製品などを使ったヘルシーなスウィーツをつくるパティシエだそうあまり飲めない人飲める人も、甘いものに目のない人も、みなそれぞれに満足できるとお店だと思います。

まずは「せいろ」、といきたいところですが、今日は少し趣向を変えて、力きざみ葱蕎麦(たしかこんな名前でした)を。ご一緒してくださった方は、ぶっかけタイプの納豆蕎麦、1,000円を注文。カウンター越しに眺める、蕎麦を茹で上げ、冷水にさらすオーナーの後姿。きりりとされて、盛り付ける手際もあざやか。

朱色の器で出された蕎麦。麺はあくまで細く繊細。しかもコシがあります。厚揚げや京都から取り寄せた九条葱がたっぷりかかって、うれしい。「大食いなんで」と自ら語るオーナーだけに、味はもちろんボリュームも満点。美味しい蕎麦をいただいたという満足感があります。

お品書きを拝見すると、蕎麦のメニューの下に、「お得なランチセット」とあります。好きな蕎麦にプラス500円で、豆腐、サラダ、おばんざいあるいは甘味がつけられるようです。今度はぜひ、ランチにうかがって、「せいろ」にランチセットをつけてもらおう。蕎麦湯もしっかり味わいたい。

ただし1つ、お通し代としてとられた1人300円に、連れの方曰く、「少し腹が立ちましたが、夜の銀座だからしょうがないかな、蕎麦もうまかったから許しましょう」。

http://www.kunisada-soba.com/index.html

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