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並木藪蕎麦

あまりにも有名な藪蕎麦、なかでも御三家といわれるのが「神田やぶそば」、「池之端藪蕎麦」、「並木藪蕎麦」の三藪。数ある藪蕎麦のなかでも、特に古い。

並木藪蕎麦は、浅草・雷門の正面の通り、雷門に向かって左手にあります。このあたりは、昔、並木通りと呼ばれていたそうです。木造二階建て。私は初訪問。うかがうたびに、お店がお休みだったり(木曜定休日)で、なかなか中に入れませんでした。

午前11時の開店に合わせて訪問。昔ながらの簡素な店内。メニューも簡素です。ふんわりとした玉子とじ、海老の掻き揚げが乗った天ぷらそば、冬場のみの鴨南蛮、花まき、いずれもひかれますが、やはりざるそば650円を注文。

蕎麦は、裏返した笊にのって出されます。量は少なめ。最近は、このくらいでは、いちいち驚かなくなりました(笑)。蕎麦は、意外と柔らかめ。期待していたつゆは、濃い目ですが、それほど辛くありません。蕎麦は、手捏ね・機械打ちと聞いたことがあります。

白いエプロンの数人の花番さんは、ベテラン揃いといった感じで、応対も過不足なく、有名店にありがちな気どったところもありません。つくばエキスプレスが開通して、観光客が増大している浅草。気軽に江戸の味を堪能できる場としても、「並木藪蕎麦」を訪ねる方も多くなっているようです。卒業旅行でしょうか、高校生くらいの男子の集団がぞろぞろ入ってきて、座敷に坐りました。

短い時間でしたが、「並木藪蕎麦」を初めて体験して、老舗の良さって確かにあるなあと思いました。こういう店はいつまでも続いてほしいものですね。

終わりの写真は「花やしき」。嘉永6(1853)年開園という歴史ある遊園地です。現存する最古のローラーコースター、1度乗ってみたいなあ。

この日は、「足袋処めうがや」の通りを隔てて向かい側の「紀州五代梅 浅草おざさ」にもみんなで寄りました。

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