« 犬と食う餅幾たびも不幸経て | Main | 犬の面まことにたのし芝枯れて »

まつや 花巻

当初、両国・江戸東京博物館の近くの「ほそ川」を訪問しようと思っていましたが、お休み。そこで、久しぶりに神田・まつやへ。午後4時過ぎという中途半端な時間でしたが、ほぼ満席状態。でも、ちょうど席が空いたので、待たずに坐ることができました。

初めて「花巻」を注文。これは、「花巻蕎麦」の略で、海苔を散らしたかけ蕎麦の雅称です。「花巻」は、黒光りする浅草海苔が「磯の花」に例えられていたことに由来するそうです。「花巻」で生まれたのは、江戸・安永年間の頃とか。蕎麦屋の品書きの中でも、歴史ある粋な種ものの一つ。あぶった浅草海苔の磯の香り、そして蕎麦と汁の風味が渾然一体となるのが、「花巻」の魅力といえましょう。

薬味は、本山葵と葱。かけ汁をかけた蕎麦にもみ海苔をかけ、蓋をのせるため、朱の蓋つきの器で出されます。湯気が海苔の香りを引きだし、それが、汁や蕎麦と溶け合います。

とてもあっさりとした蕎麦だけに、最近では、注文も少ないのか、品書きに載っているお店は少ないようです。ここのところ、もりを注文することが多かったのですが、他の名店の「花巻」も味わってみたくなりました。

070108_1_1 070108_2_1 070108_3_1

|

« 犬と食う餅幾たびも不幸経て | Main | 犬の面まことにたのし芝枯れて »

江戸ソバリエ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59971/13393062

Listed below are links to weblogs that reference まつや 花巻:

« 犬と食う餅幾たびも不幸経て | Main | 犬の面まことにたのし芝枯れて »