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そば処 三城(松本)

東京・半蔵門のダイヤモンドホテル前の店を4月14日に閉めた「三城」が、松本城近くに里帰りして10月24日に開店。松本郊外の三城高原が発祥の地だそうで、「さんじろ」といいます。

営業時間は11:00~15:00の入店者。日曜休み。料金は、冷や酒+漬け物+蕎麦1枚がセットで2000円。新蕎麦に合わせてのオープンは、地元出身の女将さんの配慮でしょう。


 こじんまりとした店ながら、その味のよさとしつらえの簡素な美しさ、器の選択の見事さ、女将の着物姿など、蕎麦屋らしからぬ高級感と落ち着きで、知る人ぞ知る蕎麦屋。でも、午後3時には閉まってしまうので、なかなか足を運べないお店でした。

新店舗も、城下町・松本の雰囲気にあった白壁の外観が鮮烈な印象です。半蔵門のお店の壁は黒だったそうですが、こちらの店内の壁は白一色。1階にありながら、窓のない店内は白く輝いていました。職人さんに「壁を黒く塗って」といったら驚いてしまった、と女将さんがおっしゃっていました。個人的には、白いままで良いような気がします。

一枚板の大きなテーブルも東京から持ってこられたそうです。蕎麦猪口は古伊万里、瀬戸の皿、土瓶は湯桶代わり。一級品をさりげなく用いています。トイレには、屑入れに大甕が置かれていました。

蕎麦一枚に地酒と漬物というシンプルな組み合わせも東京と同じです。メニューはこれたけ。特に注文をしなくても、席につけばこれらが供されます。蕎麦粉は、信州産を臼挽きしたもの、薬味は松本葱、穂高わさび、堅大根。いずれの素材も厳選されています。汁はやや辛目。頃合を見計らって出される蕎麦は、高台付の笊に盛られています。

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