もしかして雪女かも犬吠ゆる
12/27 北川キヨ子
(もしかしてゆきおんなかもいぬほゆる)
(きたがわきよこ)
「雪女」は、雪女郎(ゆきじょろう)ともいい、冬の季語。長い間、深い雪に閉ざされる暮らしの中で、圧倒的な自然への畏怖や幻想などが煮詰り、形象化されたのが、「雪女」だったのではないか。西洋でいえば、雪の精かな?
雪深い土地に暮らしていれば、ちょっとした夜の影や物音に、「もしかして雪女かも」と感じるのかもしれない。
何だかよくわからないけれど不気味なものに対して敏感に反応し、「吠ゆる」犬。軽妙で親しみのある、現代版「雪女」句。
(わん句カレンダー)
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