ひさご亭
JR市川駅の北口商店街の路地裏。知る人ぞ知る中華店さん。先代が店を開いた50年前からのこちらの名物は、餃子だとか。評判は以前から耳にしていましたが、実はうかがうのは今回初めて。
評判というのは、味はもちろんですが、この巨大さのことであったのかと納得。しばし、アゼン。
やはり、餃子(1人前 6個600円)を注文。まもなく運ばれてきたのは、普通の餃子の3、4倍もの大きさはあろうかという、女性の握りこぶしほどもある餃子の山盛。 「これって、餃子?」と思わずたずねたくなるほど。巨大な揚げまんじゅうのようなものが6つも。
からっと揚げたような皮ですが、はしで切ろうとすると意外とやわらかく、弾力があります。中は野菜が、これでもかというくらいたっぷり、ぎっしり。おそらく1個に、普通の餃子1人前以上の餡(野菜やニンニク等)が詰まっているのではないかしら。
これは、とうてい1人では、とても食べ切れないのではと不安が走ります。醤油にラー油や酢を加えたものにをつけていただきます。こんなに大きいのに、中までしっかり火が通っているのは不思議です。なんだか黒糖のような、独特の甘味があります。名物とはいえ、大きさといい、味といい、かなり独特なので、ちと違和感も。餃子1人前は、3人分くらいに相当するので、3個食べたところでギブアップしそうになりました。何度も、残り3個をお持ち帰りにしてもらおうかと思いました。
カウンターは10席ほど、6人がけのテーブルが3つ。中には男性が2人。注文は穏やかなおばさまが対応してくださいます。広いテーブル席もよいけれど、今度来るとしたらカウンターに座って、餃子をつくっているところを見たいものだと思いました。
人気の餃子は、生ではなく揚げたものをお土産として詰めてくれるそうです。私が行ったときはすでに売り切れでした。帰るとき、訪れた母子が、売り切れを知って戻ろうとすると、店員の女性が、残念そうな顔をした女の子に、お菓子を手渡していました。こんな心遣いも、人気の秘密なのでしょうね。
ジャンボ餃子6個をなんとか完食した私。当たりまえながら、さすがにニンニク臭が気になり、寄り道せずにまっすぐに家を目指しました。もちろんその夜は、満腹で、夕食はいただきませんでした。
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