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August 2006

秋の薔薇  エブリン

春に咲いたバラが、再び蕾をつけて、また花を開きました。「エブリン」という品種です。二度咲きを目にする喜びは、また格別♪

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墓地臭し炎天の犬尾をはさみ

8/31   西東三鬼

(ぼちくさしえんてんのいぬおをはさみ)

(さいとうさんき)

「墓地」に足を踏み入れたとたん、線香や茂る草の臭いなどがあたりに立ち込める。供物や供花などをそのままにしておくと、腐敗して悪臭を発することも。「炎天」であればなおさら、生あたたかい空気に混じって漂ってくる。

昼下がりに青山墓地を散策していた私は、飼い主の上野博士の墓所にハチ公の墓を見つけた。

犬は恐怖を感じた時、尻尾を股の間に押し込むようにして、怯えを表現することがある。この犬は、いったい何に怯えているのか?

(わん句歳時記)

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いただきもの 梨

千葉と群馬から、それぞれ梨を送っていただきました。特に群馬産の「里見梨」は初めていただきましたが、とても甘くてジューシィ。榛名山麓の水と空気と太陽に育まれ、有機肥料・減農薬に心がけて大事に育てられたものとか。

解熱作用や利尿作用などがあるとされる梨。疲労のたまりやすいこの時期、有り難いものですね。韓国料理では梨をよく用います。デザートの果物というより、食材として、千切りのようにして他の野菜といっしょに煮込んだり。年間を通して売られているそうです。

梨食べてきのうのことのもう淡し  八牧美喜子

(悦花歳時記)

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土にあごあづけて犬の秋暑し

8/30    中川マサエ

(つちにあごあずけていぬのあきあつし)

(なかがわまさえ)

立秋を過ぎてからの暑さを残暑、または「秋暑し」という。暦の上とはいえ、秋となっても、いっこうに涼しくならないばかりか、なおも続く暑さは身に堪える。

秋の暑さは、どこか神経に障るのか、むしろ残暑のほうが辛く厳しく感じる。その思いは犬も同じなのか、ひんやりとした「土」に顎を預けるように腹ばいになって、じっと暑さに耐えている。

「あごあづけて」「あきあつし」というア音の響き、「犬の秋暑し」という表現が、犬の気持ちに結びついている。

(わん句カレンダー)

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空蝉

いつのまにか、わが家のシュロチクの毛羽立った幹に「空蝉(蝉の殻)」がたくさんついています。一つひとつ、色も異なり、個性があります。

空蝉を数へ一日のはじまりぬ  吉田悦花

(悦花歳時記)

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墓の前犬にかざせる白日傘

8/29    折島光江

(はかのまえいぬにかざせるしろひがさ)

(おりしまみつえ)

墓参りに連れて行った犬に、そっと日傘をかざす姿。それだけで絵になる。

絵になるといえば、私は、「白日傘」というと、後ろ向きで顔は見えないが、なにかをずっと待ち続けている女性、という映像イメージがある。嵐の予兆のように、あたりは薄暗い。茂った草が強風に激しく揺れ、物凄い速さで雲が流れてゆく。

しかし、彼女は「白日傘」を手放そうとしない。こちらに背を向けたまま、一途に待ち続けている。真っ白な日傘の残像が目に焼きついて離れない。 

(わん句カレンダー)

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いただきもの 天然蜂蜜

山形養蜂場の天然・純粋はちみつ、「あかしや」と「混花」の2種類です。パンに塗ったり、デザートに添えたり、お料理の隠し味としても利用できます。

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夏ゆくと犬すざましく咬み合へり

8/28    富澤赤黄男

(なつゆくといぬすざましくかみあえり)

(とみざわかきお)

「すざましく咬み合」う犬。それを微動だにせずに見つめる作者。圧倒的な孤独を感じ、身震いすら覚える。

愛媛県出身の赤黄男は、「鶏頭のやうな手を上げ死んでゆけり」という戦争俳句で知られる。「蝶墜ちて大音響の結氷期」もダイナミックで象徴的、不思議な光芒を放つ。

寺山修司の「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」の下敷きには、赤黄男の「一本のマッチをすれば湖は霧」「めつむれば祖国は蒼き海の上」があったとされる。

(わん句カレンダー)

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ハンドメイド  小物入れ

「ハンドメイド」というカテゴリーを追加しました。

写真は、ハギレをパッチワーク風にして作った小物入れです。

決して手先が器用というわけではないのですが。子供の頃から、お絵かきや粘土遊びなどは大好きで、オトナになったら、ファッションデザイナーか漫画家、あるいは作家になりたい、と思っていました。

折り紙やあやとりなど、どちらかというと、女の子らしいことは不得意でした。中学生になると、フレアスカートを制作して提出するのに、大胆不敵というか、市販のスカートのラベルを切り取って堂々提出(←バカ)したことがあります。バレバレなんですけれど。なんとも幼稚です。今だからいえる、カミングアウト。。。

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狛犬は網かぶせられゐて灼くる

8/27    頼経嘉子

(こまいぬはあみかぶせられいてやくる)

(よりつねよしこ)

8月も終わろうとしているが、酷暑の日が続く。「灼く」は、焼くというより、炎昼の猛烈な光が身体に刺し込むような、じりじりとした暑さを感じる。

私は、東京・神楽坂の毘沙門天にある「狛犬」だったか、東京大空襲で焼け残ったという「狛犬」を思い浮かべた。

自らも黒焦げになって崩れかけながら、何十年も人々の暮らしを見守ってきた。今は、崩壊を防ぐためだろうか、「網」を「かぶせられ」、容赦ない夏日に「灼」けながらも、かろうじてたち続けている。

(わん句カレンダー)

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いただきもの とまとジュース

秋田産のとまとを使ったジュース。添加物を含まない、とまと本来の自然な甘さがいい060825_2 060825_3 。喉越し爽やか。からだに良さそう。

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着物

060624_4 考えるところがあり、昨春から何回かに分けて蔵書を処分しています。長年、せっせっと溜め込み続け、手放すことなどまったく考えたこともなかったのですが。増殖し続ける本に、そうもいかなくなり(だってスペースが!)、この際、えいやっと思い切らざるえなくなったわけです。

1年数ヶ月の間に、ざっと1000冊以上処分したと思います。が、まだまだ。。。今夏の課題は、これまで捨てられなかったものを、いかに「捨てる」ことができるか。

衣類も、すでに100着くらいリサイクルへ。不要になった資料・書類も大処分しなくては。でも、着物はダメですね。もともと日常に着るわけでも、数を所有しているわけでもありませんが。1つひとつに思い入れがあり過ぎて。これからもずっと大切にしていきたい。
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吠ゆる犬啼かぬ犬飼ひ夏の果

8/26    安井わか

(ほゆるいぬなかぬいぬかいなつのはて)

(やすいわか)

犬だから、なにかあったら吠える。しかし、なかには、まったく吠えない犬もいる。わが家のジョニーも、家に来た当初、「声を出すことができないのではないか?」と本気で心配したくらい、わんとも吠えなかった。

ところが、あるときから(なにが自信を取り戻すきっかけになったのかわからないが)、俄然、吠えるようになった。見知らぬ人が門に近づくと、太くたくましい声で吠える。

近所でも、頼りになる犬、といわれるようになったのだから、わからないもの。

(わん句カレンダー)

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本牧埠頭 ジャックナイフ

横浜中華街からタクシーで、本牧の埠頭の交差点へ。釣船が停泊する運河の前に、古びたバス。と思ったら、ここがバーだなんて。こんなに洒落たバー、ちょっとない。

埠頭であるから、周囲は倉庫のほか、店などまったくない。辿り着けたらラッキー、という感じ。知る人ぞ知るというか、まさに隠れ家中の隠れ家的バー。夜の海を臨む、埠頭のバーJackknife。こんなところに!! こんなに素敵なバーがあったとは。まさに、マスコミ未公開(?)。

バスの中は、見事に改造され、カウンター席と奥にはテーブル席も。薄暗い灯りの中、窓から見えるのは夜の海のみ。耳を澄ませば波の音、潮の香もする。寂しさと同時にあたたかさ、懐かしさも感じる。バスの中にいるとは思えない落ち着いた雰囲気。まったくの異空間。手の届く
天井には、このバーを訪れたたくさんの人の名刺が貼り付けてある。

港町ヨコハマの雰囲気を存分に味わえる、「裕次郎」映画を彷彿とさせるバー。両隣の男子は、映画のヒーロー・裕次郎になった気分で、低く合唱(笑)。もちろん、わたくしも♪

ところで、バーのご主人は、2頭のラブラドールと暮らしていらして、なんと!愛犬を連れていらっしゃっているとのこと。ちょうど生後1ヵ月の仔犬(約6頭)がいた。元気な黒ラブちゃんたちにも、感激。素晴らしいハマの夜。

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犬逝きて夏の鎖の冷たさよ

8/25    田中みずう

(いぬゆきてなつのくさりのつめたさよ)

(たなかみずう)

先日、公園で散歩する犬を眺めていた知人がぽつり、「1週間くらい前、ニッチが死んだよ」。

何度か脳梗塞を起して、寝たきりになっていたが、12歳だったという。なんと声をかけたらよいものか。昨年の暮に愛犬を看取って、この夏初めてのお盆を迎えた私も、すんなり言葉が出なかった。

遺された首輪や「鎖」を手にするとき、まざまざと犬の想い出がよみがえる。暑い夏だというのに、いや、とても暑い夏だからこそ、なおさら「鎖の冷たさ」を実感する。

(わん句カレンダー)

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茨木のり子さんに捧ぐ

吉岡しげ美さんのコンサートが、六本木「スイートベイジル」で開催されました。歌・ピアノ・作曲で観衆を魅了する吉岡さんのコンサートにうかがうのは、わたくしは3回目。とても気さくな吉岡さん。コンサートのあとの2次会のあと、門前仲町の横丁の飲み屋で、カウンターに並んで飲んだことも。

「どこか遠くで」と題した今回は、「ひとつきおくれの七夕宴・茨木のり子さんの詩とともに」ということで、敬愛する茨木さんの詩に作曲し歌う、30年もの音楽活動の総決算ともいえるもの。当日は、今年4月、ベルリンにて録音した、茨木さんに捧ぐCD「Solo」の発売日でもありました。

プログラム 第1部

天の川夜曲 万葉集より

みだれ髪

日没

女の子のマーチ

大学を出た奥さん

寄りかからず

自分の感受性くらい

生きているもの・死んでいるもの

わたしが一番きれいだったとき

吉岡さんのコンサートは、いつ聴いても、鳥肌が立つという経験をする。第2部、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」は、わたくしの愛唱歌、です。

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未知の犬夏芝はるばる来つつあり

8/24  中村草田男

(みちのいぬなつしばはるばるきつつあり)

(なかむらくさたお)

厳しい残暑が続くと、考えることはおろか、俳句を詠むどころではない、という感じになる(私だけか)。

でも、8月5日生まれの草田男は、夏男らしく、「毒消し飲むやわが詩多産の夏来るなんて、勇ましいというか、うらやましい句がある。

暑さの中でも青々と茂った「夏芝」を越えて「はるばる」自分のもとに来ようとしている犬。新たな詩心を携えてくる使者のように颯爽と輝いている。「未知の犬」と名づけたところに、草田男の想いが込められている。

(わん句カレンダー)

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炎天下犬に含ます水飲場

8/23    篠田恭子

(えんてんかいぬにふくますみずのみば)

(しのだきょうこ)

もはや亜熱帯気候の東京。真昼の「炎天下」に出歩くのは、人も犬も極力避けたいところ。熱中症予防のためにも、こまめに水分を補給しよう。

「水飲場」で犬に水を含ませると、よほど喉が渇いていたのだろう、音を立てて飲むこと、飲むこと。

公園でよく見かける「水飲場」は、昔、駅のホームに必ずあった気がする。でも、JRの中央線や山手線には見当たらない。ホームの自販機で、ペットボトルの水を売っているからか。

(わん句カレンダー)

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桃園

有楽町駅前にある交通会館。都民であれば、パスポート申請くらいしかなじみがない、という方も多いのでは。近年、地方のアンテナショップも入って、なかなか面白いスポットになりつつあるようです。が、中に入ると、小さなお店が軒を並べて、なにやらあやしげというか、レトロな雰囲気が漂います。

地下1階にある「桃園」は、10年くらい前、九州出身の知人から、ちゃんぽんの美味しい店とうかがっていました。でも、日曜日は休業のようで、たまに店の前を通っても、閉まっていることが多く、そのまま歳月は流れ。。。

土曜日の夕方、ふらりと寄った交通会館。エレベーターを出るとすぐ目の前、「桃園」、ありました! 午後6時、店内にお客さんの姿は見えませんが、「営業中」の看板が。思い切って入ってみました。

カウンターの向こうに、白い服(「渡る世間は鬼ばかり」の「幸楽」の従業員が着ているのと同じ)を着た男女が2人、カウンターの外に女性が1人。従業員さんも年季が入っているようです。

長崎ちゃんぽんのほか、皿どん、ビーフン、肉だんごなど、メニューはいたってシンプル。ここはやはり、「ちゃんぽんを注文しよう」と思っていたところ、「食券制です」といわれて席を立ち、お金(850円)を払いました。



出てきたのは、丸いうどんのような、黄色っぽい素朴な太麺。

錦糸玉子の下には、炒めたもやしとキャベツ。具だくさんの、たんめんのよう。肉の味がしない団子(つみれ?)のようなものが2個、から揚げのようなものがのっているのが、なんだか不思議と。絶品というわけでもないのですが、「本場の長崎ちゃんぽんって、こんな感じなのかなぁ」と考えつつ、味わいました。

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いただきもの ししとうカレー

いだきもののじゃがいもを使ったカレー。これは定番ですが、そこに、これまたいただきものの「ししとう」をプラス。ピリッとした辛味が食欲をそそります。

野菜たっぷりのそうめんは、特製味噌だれでいただきます。

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鶏も犬も口開け村暑し

8/22   上村シマ

(にわとりもいぬもくちあけむらあつし)

(うえむらしま)

こう猛暑が続くと、いつのまにか、ぽかんと口を開いて呆けたようになってしまいそうだ。

犬が、長い舌を伸ばし、喘ぐように荒い息をしているのは当たりまえだが、「鶏」も暑いときは口を開けるものなのかしら? 

あっ、思い出した! 庭木に巣をつくったヒヨドリが、炎暑の中、じっと卵をあたため続けていた。心配になって、そっと覗き込んだところ、たしかに嘴を開いていた。「口開け」て猛暑を耐えているのは、人も「鶏も犬も」同じなのだと感じ入った。

(わん句カレンダー)

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リストランテ カンターレ

飯倉交差点の近く、ドトールのあるビルの地下。フレンツェ風イタリア料理のお店です。なんでも、アンドレア・コッツォリーノさんという方が料理長をつとめているのだとか。知人でコーディネーターをつとめていらっしゃる青木さんのご案内で、友人とともに、本場フレンツェのコースディナーを楽しみました

店内には、スペイン在住歴30年の画家・堀越千秋さんによる、色彩豊かな絵画が飾られています。これらを集めると1つの画になるのだそう。堀越さんは、フラメンコのカンテの歌い手でもあるとか。遊び心が、お料理にも生かされているようです。

友人の第二のスタートにワインで乾杯。経理職を辞して、1年間は完全休養、秋にはシドニーへ。羨ましい~!

お食事のあと、「キャンティ」の手前を左に折れ、白い洋館(知人が喫茶店をなさっています)のあたりを散策して、不夜城・六本木へ。

リストランテ カンターレ
東京都港区麻布台2-2-12 三貴ビルB1
03-5545-1617

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とある犬ダリヤの明るさより去れず

8/21   細谷源二

(とあるいぬだりやのあかるさよりされず)

(ほそやげんじ)

東京に生れた源二は、俳句弾圧事件で投獄され、戦災後、北海道へ。自分の家を建て、開拓者として新たな一歩を踏み出そうと決意し、夢を抱いて入植した。

が、現実は、痩せた土地と雪との闘いの連続。辛く貧しい生活の中、「地の涯に倖せありと来しが雪」「冬の幸来たれと幹に斧乱打」など、労働の日々を主体としたリアリズム俳句を提唱。

可憐な「ダリヤの明るさより去」ることができないまま立ち尽くす「とある犬」。それは、源二自身の姿であろうか。

(わん句カレンダー)

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夏やせの犬洗はれてなほ細く

8/20     大澤良之

(なつやせのいぬあらわれてなおほそく)

(おおさわよしゆき)

わが家のジョン万次郎は、小熊ほどの大きさの秋田犬だった。長毛のため、顔のまわりの毛が鬣(たてがみ)のようで、それが自慢だった。

ところが、シャンプーすると、毛が体に張り付き、妙にほっそりして別な犬のようになった。

日本の夏は温度が高いだけでなく、湿度も高い。そのため、人間ばかりでなく、犬も「夏やせ」や夏バテを起こすことが多い。暑さのため食欲が減退し、消化吸収も悪くなって元気もなくなり、体重が減る。涼しくなれば自然と回復する。

(わん句カレンダー)

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招福門 フカヒレ三昧コース

みなとみらい線の元町・中華街駅下車すぐの「招福門」へ。「招福門」は、横浜中華街で唯一のフカヒレ専門店として、最高級のフカヒレを使用したコース料理から、本格飲茶の食べ放題といった多彩な楽しみ方ができる店として知られています。

今回、フカヒレ料理を楽しむため、6階フロアへ。フカヒレ三昧コースは、フカヒレのカルパッチョ入り前菜の盛り合わせ、蟹爪とフカヒレの姿入り澄ましスープ、大海老のマヨネーズ和えとフカヒレの卵白炒め、フカヒレのXO醤煮 蒸しパン添え、椎茸蒸しフカヒレソースかけ、フカヒレ入り中華風茶碗蒸し、フカヒレ入り五目炒飯、杏仁豆腐。

低カロリーで、美容にも効果があるというフカヒレ。おいしく食べて、身体にも良い、医食同源を実践した気がします。

こちらのフカヒレは、香港から来たもの。オーナーが実物のフカヒレを見せていただきました。そういえば、一杯4万円を超えるというフカヒレラーメンがいただけるのはこちらだけとか。今回、コース料理をいただくのに集中したため、写真は、夜の中華街のみ。

コラーゲン効果か、翌朝はお肌がパンパン。じゃなかった、ハリが出てピチピチしているような気がいたしました。フカヒレ、おそるべし☆

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水打つて遠くに犬の噛み合へる

8/19      岸本尚毅

(みずうってとおくにいぬのかみあえる)

(きしもとなおき)

「打ち水」は、道路や庭に水をまいて、土ぼこりを防いだり、涼を得る知恵。

江戸時代には、防火用水を定期的に入れ替える際、捨てられる水を使って打ち水をしたとか。木桶(きおけ)と柄杓(ひしゃく)で打ち水をしたあとの静寂さは、なんとも日本的な光景に思える。

それに対して、「遠く」で犬が「噛み合」っている、というのはなんだかそぐわない。喧嘩というより、じゃれ合っているのかもしれないが。ときどき唸り声が、打ち水で濡れた地面にしみ入る。

(わん句カレンダー)

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金柑の花

わが家の金柑の木。すでに20年以上、かなりの大木に生長しました。ふと気がつくと、葉の脇に花が咲いています。小さくて白い花。近づくと、柑橘系の香りが漂います。

すでに、小さな楕円形の青い実を結んでいるものも。これから、秋から冬にかけて、たくさんの実が成ると、鳥たちが毎日啄ばみにくることでしょう。

金柑の花ぼんやりと終りけり  神部翠

(悦花歳時記)

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泣く人を犬慰むる晩夏光

8/18   榊原風伯   

(なくひとをいぬなぐさむるばんかこう)

(さかきばらふうはく)

この人はなぜ、泣いているんだろう? かたわらの犬がそう思っているかはわからない。でも、心が弱っているとき、何もいわず、静かにそばにいてくれる犬の存在に慰められ、励まされることってたしかにある。犬ってそういうヤツなのだ。

私も昔、「四日はや犬になぐさめられてをり  悦花」という句を詠んだことがあった。

暑さがもっとも厳しい頃だが、暦の上ではすでに「晩夏」。夏の光にも衰えが感じられる。「晩夏光」の濃い陰影と寂寥感があたりを包む。

(わん句カレンダー)

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寝室 初公開

って、だからなんなんだ、というか、ど~でもよいことですが。

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夜涼みに脇目もふらず犬通る

8/17      山口誓子

(よすずみにわきめもふらずいぬとおる)

(やまぐちせいし)

夏の夜、涼むため戸外に出てくつろいでいる。と、その傍らを「脇目もふらず犬」が通った。なんだか面白い。

縁涼み 橋涼み、磯涼み、夕涼み、涼み台、納涼船など、夏は「涼」という字が目につく。屋外のビアホールも絶好の納涼場所として喜ばれる。韓国で宿泊したロッテホテル前のビアガーデンで、アカスリをしたあとしばらく涼んでいた。

運ばれてきたビールジョッキは、プラスチック製で、しかも表面にドクロマークが彫ってあったので、びっくりした。

(わん句カレンダー)

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花の名は。。。

亜熱帯気候のような東京の夏。スコールの中、文字どおりジャングルのように茂っているわが家の草木たち。

その中で今、唯一、花をつけているのがコレ。6月ごろにも、「花の名?」としてご紹介しましたが、それから2倍くらいの高さにひょろひょろ伸びて(添え木をしています)、再び小さな花を開かせています。

(悦花歳時記)

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いただきもの 根生姜

恩愛やことに生姜の薄くれなゐ  栗栖浩誉

(悦花歳時記)

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片蔭や心得顔の盲導犬

8/16       佐々木 暢

(かたかげやこころえがおのもうどういぬ)

(ささきのん)

心得顔」が実にうまい。辞書によると「心得」とは、①理解していること、理解してとりはからうこと、②常に心がけていなければならないこと、心構え、③技芸を身につけていること、たしなみ、とある。まさに「盲動犬」そのものではないか。

ちなみに「心得顔」は、よく知っているというような顔つき、そぶり。物事の事情や意味するところをよく理解し、のみこみ、何事もわきまえているような「盲動犬」。犬格というか、おのずと仏性すら漂っている。

(わん句カレンダー)

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アップルゼラニウム

名前のとおり、丸い葉にふれると、りんごのような甘い芳香があります。4月に真っ白な可憐な花を咲かせたあと(左端)、茎を丸く広げて生長。今では、約3倍もの大きさになりました。

(悦花歳時記)

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戦車の音と犬の動悸を抱きゐたり

8/15    三橋敏雄

(せんしゃのおとといぬのどうきをだきいたり)

(みつはしとしお)

初めて敏雄に会ったのは、「中新田俳句大賞」公開選考会のパーティ会場だった。帰りの新幹線も金子兜太と敏雄と一緒で、構えることなく、若い人たちと交流していた姿が印象的だった。

渡辺白泉、西東三鬼に師事し、新興俳句運動に参加した敏雄は、「戦火想望俳句」が山口誓子に激賞され、一躍注目された。

戦争と疊の上の団扇かな」「いつせいに柱の燃ゆる都かな」「またの夜を東京赤く赤くなる」「あやまちはくりかへします秋の暮」「絶滅のかの狼を連れ歩く」

(わん句カレンダー)

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韓国ぶらり散歩 アカスリ体験

ニフティ「語ろ具(ゴログ)」より
http://golog.nifty.com/archives/001389.html

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風鈴下留守番の犬よく吼ゆる

8/14       中村草田男

(ふうりんかるすばんのいぬよくほゆる)

(なかむらくさたお)

「留守番」が苦手という犬は少なくない。外出の準備をしていると、なにやらそわそわ落ち着かなくなり、出かけてしまうと、まわりのものに当たり散らしていたずらをしたり。トイレのしつけができているのに、わざと違うところに排尿したり。

なかには、飼い主が戻るまで鳴き続けているという犬も。ひとりぼっちにされてパニックになってしまうのだろう。

蒸し暑い夏を少しでも涼しく過ごすための「風鈴」。その「風鈴」もあまりに鳴りすぎると耳障りになる。

(わん句カレンダー)

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自家菜園より

Nさんより、キュウリ、ミョウガ、シシトウ、オクラ、茄子をいただきました!わが家でも、ベランダで野菜のプランター栽培をしてみたいと思っていますが、現在あるバラなどの鉢をどうにかしなくては。

手打ち蕎麦 成冨」の夏野菜天冷やしそば(ミョウガ、ズッキーニ、伏見唐辛子、そら豆、アスパラ、大葉)を真似て、天ぷらにして冷やし蕎麦にのせていただきたいと思います。

ところで「成冨」では、7月末、「カタイ」「小さい」「イタイ」とブーイングの嵐だったという椅子をクッション付きの座面の広いものに新調なさったそうです。

(悦花歳時記)

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油蝉犬に仏性有りや無しや

8/13      伊藤不器郎

(あぶらぜみいぬにぶっしょうありやなしや)

(いとうふきろう)

仏性」とは、すべての生き物が生まれながらに持っている、仏となることのできる性質、仏心、覚性(かくしょう)。お釈迦さまは、悟りを開かれたとき、「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」と語られたという。

一切の衆生は悉(ことごと)く「仏性」を有し、誰でもお釈迦さまと同じ悟りを開く種を持ってこの世に生まれてくる。とすると、犬も仏になる可能性は……。

「油蝉」が盛んに鳴く中、「仏性有りや無しや」と自らに問う作者。

(わん句カレンダー)

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讃岐うどん 丸香(まるか)

神田の靖国通りのマクドナルドを左折、上島珈琲並び。「うどん」の三文字が記された白暖簾の大きな入口。店の前を通るたび、気になっていました。ちょうど営業時間外や定休日(日)だったりで、なかなか入る機会に恵まれませんでしたが、ついに入店。

天井が高く、広々としたシンプルな店内。白木のどっしりしたテーブル。オープンキッチンの中には、4人くらいの若い男性。そちらから、甲高い奇妙な音がするのでちょっと驚きました。水道の蛇口付近から聞こえるようです。

基本メニューは、かけ(温・冷)つけ 350円、釜上げ月見 400円、釜たま山かけ 450円、 月見山(山かけ+玉子) 500円。価格は休めですが、セルフではなく注文をとりに来てくれます。

やはり、かけを注文。讃岐うどんの特長である、ほどよい弾力と伸びのあるコシ。汁とのバランスもよい。テーブルの上に常備してある天かすをのせていただきました。サイドメニューの天ぷら類(100円~150円)をのせていただくのも美味しそう。もちろん、居酒屋ではありませんが、お酒やつまみ類も充実しているようです。繰り返し来店したくなる雰囲気。

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吾が影に犬憩はせり蝉時雨

8/12       常盤 優

(わがかげにいぬいこわせりせみしぐれ)

(ときわゆう)

梅雨明けから8月になると蝉の鳴き声も盛りを迎える。その声を耳にすると、盛夏の思いが強くなる。都会では、蝉が激しく鳴きしきる「蝉時雨」というような様子には、なかなか遭遇できなくなった。

シャワーのように降る「蝉時雨」は懐かしい趣がある。「蝉時雨」を風情があると感じるのは、日本人特有の感性のようだ。外国人には、騒音でしかないらしい。

たしかに、炎天下の鳴き声は暑苦しい感じも受けるが、朝夕の蝉の声はどこかはかなげで、涼しさを呼ぶ。

(わん句カレンダー)

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カポック  観葉植物

わが家の植物でいま、最も元気のよいのが「カポック」。太い幹から良く枝分かれして、ところどころ細い気根が垂れています。

耐寒性がありますが、春先は、葉の色が悪くなって心配しました。葉が繁るままにしていたので、剪定しました。以来、葉もつやつやと濃い緑色になり、すっかり息を吹き返したようです。

(悦花歳時記)

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涼しさや甲板に犬ひきいだし

8/11       堀内敬三

(すずしさやかんぱんにいぬひきいだし)

(ほりうちけいぞう)

以前、全国から集まった20頭近い犬連れの佐渡ツアーに同行した。「甲板」なら犬でもOKというフェリーは多いようだが、客席に犬を乗せるのは、佐渡汽船でも初めての試みだった。

でも、乗船する際も一列に並び、小型犬は1人分の座席に、中型犬は床に静かにお座りして、終始落ち着いていた。

その姿を目にして、「こんなにたくさんの犬がいるのに、鳴き声ひとつしないなんて」と、まわりの乗客も驚いていた。なかには、「甲板」に出て、海を眺めていた犬も。

(わん句カレンダー)

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いただきもの じゃがいも

丹精なさったじゃがいもをたくさん送っていただきました。しかも、赤・黄・紫の三色。赤はインカレッド、黄はインカのめざめ、紫は北ムラサキといい、いずれも煮崩れしにくいタイプだとか。大地の恵み、有り難く頂戴しました。

さっそく煮物に。赤・黄・紫の三色それぞれ、味や風味が異なります。小粒ですが、ほくほくして甘みがあり、美味しくいただきました。ありがとうございます。

じゃがいもの北海道の土落す 中田品女

(悦花歳時記)

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炎天の犬捕り低く唄ひ出す

8/10       西東三鬼

(えんてんのいぬとりひくくうたいだす)

(さいとうさんき)

江戸の町に、いかにたくさんの犬が放し飼いにされていたか。来日した外国人が旅行記などに書きとめている。明治に入ると、狂犬病予防のため、野犬狩が行われた。

私も幼い頃、大人たちに犬が引っ張られていくのを偶然目にしたことがある。気が弱くおとなしそうな犬で、怖れからだろう、尿を漏らした。その跡が、地面に点々と残っていた。昭和40年代末のことだったかと思う。

三鬼には犬の句が比較的多いが、この句も三鬼らしい、ニヒリズムを感じる。

(わん句カレンダー)

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ドイツの名門ビール シャンビア

この夏、「ウルバヌス・ケラーヴァイツェン」(愛称・シャンビア)が日本で販売されました。これは、ドイツ南部のバイエルン州ハラタウ地方ファッフェンホーウェンで生まれた、まったく新しいタイプのビール。

というのも、世界で初めてシャンパン酵母を使用した特殊な製法(ドイツ・ウルバヌス醸造所の特許)で造られ、シャンパンに似た爽快で香り高いビールなのです。わたくしは、昨年、ヤナセ・オートモービル・クラブの記念パーティの席でいただきました。フルーティで、独特の風味があります

輸入総代理店は、わたくしの友人の会社スミ・インターナショナル(東京港区・03-3456-2506)。

ビアホール椅子の背中をぶつけ合ひ  深見けん二

(悦花歳時記)

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ナ・ガ・サ・キよ戦後も舌で息する犬

8/9   

菊池 柾

(ながさきよせんごもしたでいきするいぬ)

(きくちまさ)

今日は、ながさき平和の日。

昭和2086日、広島に世界で初めて原爆が投下され、一瞬にして十数万人もの人命が失われた。さらに9日、長崎にも投下された。世界で最初にして最大の惨事を繰り返してはならないと、広島・長崎の爆心地で祈念の行事が行なわれ、犠牲者の冥福を祈る。

6日を「広島忌」、9日を「長崎忌」、両日を「原爆忌」ともいう。立秋を迎えたが、季節的にはまだ夏ということで、いずれも夏の季語。

「人も蟻も雀も犬も原爆忌  藤松遊子」。

(わん句カレンダー)

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日本茶と豆乳 issa

秋葉原駅から徒歩数分。緑の看板が愛らしい、日本茶と豆乳が大好きな、わたくし好みのお店です。

メニューは、せん茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテといった定番はもちろん、「豆乳でつくった美味しくてヘルシーなソイドリンク」として、ごまはち、抹茶あずき、ビュアメープル、ココア&ピーナツ、くりほうじ、カフェマロンといった名称が並びます。そのほか、ココア&バナナ、ココナッツ スイートポテト、ブルーベリー&ヨーグルト、チーズケーキ、ベジタブルなど。個人的には、濃厚なものより、あっさり淡白な飲み物が好きです。

高菜そぼろごはん、サラダどん、温泉玉子のドライカレーどん、おむすびなどのフードも充実。夏限定サラダ茶漬けも。その日の気分によって、楽しみたいお店です。

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犬の為のバリアフリーや夏の星

8/8      鈴木友寄枝

(いぬのためのばりあふりーやなつのほし)

(すずきゆきえ)

友人が、「電車の4人掛けの向かいの席の男性が、熱心に単行本を読んでいるので、よく見たら『老犬との幸せなつきあい方』だったよ。愛犬が老境にさしかかったのかなあと親近感がわいて、思わず話しかけた」と興奮気味に語ってくれた。

人間と同じように高齢化時代に入っている「犬の為」、今からできること。「老犬介護だ、大変だ!」と気負うことなく、不安な気持ちと隣り合わせの老犬の心身をサポートするため、できることから始めたい。今日は立秋。

(わん句カレンダー)

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東海林さだおさん

先日、漫画家の東海林さだおさんから、主宰する野球チームに誘われました。「明朝10時から吉祥寺で練習(毎週)あるけど。。。」。

資格は、性別も年齢も問わず、とりあえず「人間」であれば、よろしいのだとか(笑)。思わず、「参加します!」と手を挙げそうになりましたが、わたくし、野球はもっぱら観戦ばかりで、1度もやったことがありません。まずは、応援参加させていただきたいと、申しあげました。

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炎帝に子を抱く 犬 猫 鶏は放ち

8/7     伊丹三樹彦

    (えんていにこをだくいぬねことりははなち)

    (いたみみきひこ)

日盛り、油照(あぶらでり)、炎天と並んで、いかにも暑そうな季語に「炎帝」がある。昔、中国で夏を司る神を「炎帝」といったことから、夏の異名とされる。

辞書によると、「①火をつかさどる神、②夏をつかさどる神、太陽、③中国古代の伝説上の帝王・神農氏のこと。」とある。

あたりに「犬 猫 鶏」を「放ち」、裸子を抱いている母性の原始的なエネルギーを感じる。

作者は、俳誌「青玄」主宰。写真と俳句を複合した「写俳」の創始者としても知られる。

(わん句カレンダー)

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角突き写真展と野末陳平さん

樋口一成さん・橋本照嵩さんの「角突き写真展」(四谷)。1982.9月撮影といいますから、24年前の旧山古志村の暮らしを垣間見ることができました。

家族の一員として愛情深く大切に育てられている闘牛の穏やかな眼。牛と対峙する闘技では、血走った眼をして、懸命に闘っていることがよくわかります。

オープニングパーティ会場で、野末陳平さんにもお目にかかりました。昨年、入院されましたが、今ではとてもお元気になられて、ますます意気盛ん。句会にも、切れ味のいい句を出され、毒舌(?)も冴え渡っています。

写真は、会場入口に貼られた「牛舎再建カンパのための寄せ書き」(よーく見ていただくと、真ん中にわたくしのサインも)と、今年6月に行われた「角突き」の様子。

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片蔭を来てむく犬とすれ違う

8/6     安土多架志

(かたかげをきてむくいぬとすれちがう)

(あづちたかし)

炎暑も午後になると日蔭ができて、道行く人は太陽の直射を避けて日蔭を通ったり、日蔭で休んだりする。これが「片蔭」である。そこで、毛のふさふさと垂れた、むく毛の犬とすれ違った。いかにも暑そうな感じ。

オールド・イングリッシュ・シープドッグという、全身が長毛で覆われ、目も毛で隠れた大型の牧羊犬がいる。「サンディ」という名で、アニー」というミュージカルの舞台にも登場している。私は、その犬を思い出した。

今日は、広島平和記念日。

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シャンペンビール「シャンビア」

前にもご紹介した「シャンビア」。ほどよく冷えた「シャンビア」をグラスに注いで。乾杯♪

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いただきもの 世界の蜂蜜ほか

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キャンプカー真先に犬飛び出せり

8/5      田代直枝

(きゃんぷかーまっさきにいぬとびだせり)

(たしろなおえ)

「キャンプ」、バンガロー、森林浴、いずれも夏の季語。

10年ほど前、ロサンゼルス在住のご家族の夏休暇に同行させていただき、カリフォルニアまでキャンピングカーで移動して、オート「キャンプ」を初体験した。もちろん愛犬(ボーダー・コリーのメス)もいっしょ。森林を散策し、河でとれたサケのステーキなど、自然の恵みをいただいた。

日本でも、近年、アウトドア志向が高まるとともに、暇を見つけたは「キャンプカー」で犬連れのを楽しむ家族は多い。

(わん句カレンダー)

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追悼・吉村昭先生

「7月31日(月)作家 吉村 昭先生が膵臓がんのため逝去されました。3週間ほど前に吉祥寺の街角で、ご夫妻にばったりお会いしましたが、その時は何時もと変わらず、にこやかにされていました。。。」と、神田雑学大学の三上会長がお言葉を寄せてくださいました。

http://hpmboard3.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=ICG32100

初めて先生にお目にかかったのは、わたくしの単行本デビュー作『日本犬 血統を守るたたかい』(新人物往来社・のちに小学館文庫・以下『日本犬』と省略)が刊行された1997年でした。

もともと先生の著書はほとんど愛読していましたし、本書の参考文献として、『羆撃ち』『羆』を挙げていました。もちろん『日本犬』も贈呈申しあげました。

刊行からしばらくして、先生の近所にお住まいの三上さんのお引き合わせで、先生との邂逅が叶いました。先生がよくお1人で呑みに行かれていた、近くのお寿司屋さんのカウンターでご一緒させていただいたのです。

振り返れば、『日本犬』に、「日本犬を真に愛する人が書いた現場報告が、これだ」と、端的で素晴らしい推薦のお言葉を寄せてくださった中野孝次先生、「吉田悦子さんの魅力」として「熱意のこもった取材と対象への果敢な挑戦、加えて卓越した文章力が吉田悦子さんの大きな武器だ」と、若輩者に、たいへんあたたかな讃辞と激励をくださった山田智彦先生、いずれもわたくしが心より尊敬する作家です。

長年にわたりご指導・ご鞭撻をいただきましたが、残念ながら皆この世を去られました。山田智彦先生は膵臓がん(享年65)、中野孝次先生は食道がん(同81)、そして吉村昭先生も膵臓がん(同79)で。合掌。

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ゆふべ地にわれを迎ふる犬老いし

8/4   藤田初巳

(ゆうべちにわれをむかえるいぬおいし)

(ふじたはつみ)                                        
初巳は、昭和6年、松原地蔵尊らと『句と評論』を発刊、のちにこれを主宰。昭和16年、三省堂勤務中に俳句弾圧事件で検挙される。

俳句弾圧事件とは、昭和1516年の2度にわたり、新興俳句の自由主義的傾向に対し、軍国政策に反すると、特高警察によって新興俳句の俳人が、集団検挙され投獄された事件のこと。

戦後、新俳句人連盟の発起人幹事となるが、のちに脱退。『句と評論』に発表されたこの句は、数年後の弾圧事件を予見するかのようにも思える。

(わん句カレンダー)

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深川 みの家

江東区森下の「深川 みの家」。志ん生や志ん朝も贔屓にしたという桜なべの老舗です。定休は毎週木曜日。

下足番の方に靴を預けると下足札を渡されます。檜一枚板の上がりかまちを跨ぐと、籐敷きの大広間。うかがったのは午後6時前でしたが、店内は会社員などですでに満席に近い。活気にあふれています。正面の壁の大時計や巨大な熊手には驚きました。

低いテーブルの表面はステンレス貼り。コンロに載った桜なべは、八丁味噌と淡白な馬肉の相性がよい。

二階席もあり、「土曜の昼下がりなどは句会にも最適」、とはお連れくださった方の弁。味も空間もすべてがスペシャル、でした。060609__1

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ホームページ開設4周年♪♪

になるそうで~~!!
さっそくお祝いのおことばも戴きました☆

これからも、みなさんとともに、1日1日積み重ねていたけらと思っております。暑さに負ケズ、ますますパワーアップしていく所存ですので、今後ともよろしくお願い申しあげます!http://homepage3.nifty.com/e-factory/

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暑き日の仔犬の舌の薄きこと

8/3     中村草田男

(あつきひのこいぬのしたのうすきこと)

(なかむらくさたお)

「暑き日」とは、暑い夏の1日の意。1日の最高気温が30度以上の日を真夏日、25度以上の日を夏日、25度以上の夜を「熱帯夜」と呼ぶ。

梅雨が明けたあと、かんかん照りが続く今頃が、最も暑く感じるし、身にもこたえる。「仔犬」も初めて体験する暑さに、可憐な薄い舌を出して耐えているのだろう。

「暑き日」を詠んだ有名な句に、芭蕉の「暑き日を海に入れたり最上川」がある。元禄21689)年、おくのほそ道の途上、酒田に滞在していたときに詠まれた。

(わん句カレンダー)

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「高橋春男とセコハンヘッド」ライブ

渋谷・神泉駅前にあるライブハウス「ランタン」にて、「高橋春男とセコハンヘッド」ライブ。満員のお客様で、今回も盛り上がりました。

2部構成のライブで、第1部では往年の「セコハンラブ」「ウクレレ娘」「昭和少年少女隊」、いずれも名曲です♪ 第2部ではウクレレ漫談や新曲も披露されました。アンコールは、やっぱり「セコハンラブ」。

ライブのあと、今回のライブをプロデュースなさった詩人・作家、ねじめ正一さんと、小・中学校の同級生だったというカドヤブラザース(「ランタン」で毎月公演)を率いる音楽家、カドヤさんを囲んで、おしゃべり。

秀才転校生カドヤさんと野球バカ(失礼)ねじめさんの対決編(?)、そして親友へ。さらに、同級生でのちに俳優になった篠田三郎さんをも凌ぐともいわれた美少年Aさんのこと。。。。

その後、近道だという円山町の迷路のようなホテル街を抜けて二次会場へ。なんとも濃密な夜。

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大西日犬小屋にまだ留まりゐし

8/2      枝本照子

(おおにしびいぬごやにまだとまりいし)

(えだもとてるこ)

「西日」とは、日没前の西に傾いた太陽、または遅い午後の日ざし。むろん、四季それぞれに「西日」はあるけれど、やはり夏の「西日」は、もっとも陽光が強く、強烈な印象がある。

厳しい暑さを残しながらも、ようやく西へと傾きかけた日差しが、「犬小屋にまだ留ま」っている。

私は、その「犬小屋」は、からっぽのような気がする。「大西日」は、大らかに、そしてどこか退廃的な光をぎらぎらと放ちながら、主のいなくなった「犬小屋」を長い間包んでいる。

(わん句カレンダー)

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お昼は冷麺

お昼どきに活躍するのは、乾麺。この時期は、定番の蕎麦やうどんはもちろん、素麺や冷麺(もりおか冷麺)も。ひんやり、つるつる。みょうが、玉葱、大葉など夏野菜をたっぷり添えて。暑いときに、温かい蕎麦やうどんも好きです。

さうめんの淡き昼餉や街の音  草間時彦

(悦花歳時記)

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未来都市ぶつかき氷犬が噛む

8/1      細川和子

(みらいとしぶっかきごおりいぬがかむ)

(ほそかわかずこ)

「氷」が好き、という犬は意外と多い。暑い夏は、ほとんど水代わりというほど、「氷」をよく食べる犬もいる。

散歩から帰ったときなど、一心不乱に「ぶつかき氷」を噛み砕く。1個ずつ口に咥えて、奥歯でガリガリ割りながら食べる。「ぶつかき氷」の光と、小気味よく響く「犬が噛む」音。それは、きらきらと明るい「未来都市」といったものすら予感させる。

ちなみに、友人が愛犬の「ぶつかき氷」の製氷に用いるのは、水道水ではなく、ミネラル・ウォーター。

(わん句カレンダー)

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