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July 2006

炎天の犬や人なき方へ行く

7/31     山口誓子

(えんてんの犬やひとなきかたへいく)

(やまぐちせいし)

人の姿を見ると喜んで駆け寄るイメージが犬にはある。でも、あえて「炎天」の中を「人なき方へ行く」犬は、人間にはあずかり知れぬ事情を抱えた、孤高の生き物という感じ。

「炎天」といえば、誓子の「炎天の遠き帆やわがこころの帆」が、よく知られている。

灼熱の太陽のもと、悠々と海上をゆく帆船。「遠き帆」をまぶしく見つめるうち、自分自身が白帆と一体化し、潮風を全身に受けながら進んでいくような気がしてくる。「遠き帆」に、理想と希望を感じる。

(わん句カレンダー)

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ホスタ、またの名をギボウシ

「ホスタ」というより「ギボウシ」というほうが、なじみが多いでしょう。ホスタは、ギボウシ属の学名。ギボウシが、欧米で注目され広く栽培されるようになったのは、1960年代後半。この20年ほどで2000以上の新しい品種がつくられたほどの人気を誇っています。

斑や色の美しい大きな葉、もちろん花も楽しめます。日陰に強く手間もかからない植物として、ガーデニングの主役に躍り出ました。

わが家でも、ホスタの葉の明るさやバリエーションを楽しんでいます。写真は、70年ほど前、山形県寒河江市で生まれた大型種「サガエ」。

(悦花歳時記)

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十割そば・地酒 蔵

060727_1 060727_2 定例句会のあと、午後5時頃、駅近くの「蔵や」で天そば(980円)を食したのち、月島へ移動。十割そば・地酒の「蔵や」は、見た目よりもかなり奥行きがあり、モダンな雰囲気。衝立で仕切られた個室風の席で落ち着く。

蕎麦の盛り付けが、一束みたいに固まって出てきたのは少し驚いたが、蕎麦そのものは美味しくいただいた。

かねてよりお誘いいただいていた「佃島盆踊り」(東京都無形文化財指定)の吟行に参加。駄菓子屋の前にひろがる、浴衣姿の子供たちの輪。踊る様子をひたすら眺める。8時過ぎ、タクシーで東銀座のルノアールに移動。10時前まで句会。

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炎天や犬の抜け毛のひとつかみ

7/30    細木蓉子

(えんてんやいぬのぬけげのひとつかみ)

(ほそきようこ)

コーギー、柴犬、ポメラニアン、レトリバー、ハスキーなどの犬種は、春と秋に「抜け毛」の時期(換毛期)がある。

毛の生え変わりの時期に「抜け毛」をブラッシングなどしないでおくと、「抜け毛」が体に付着し、新陳代謝が妨げられ、体温調節がしにくくなる。特に、高温多湿の「炎天」の季節には、皮膚病にもかかりやすくなる。

ブラッシングをして抜けた毛を集めて丸めたら、手のひらにのるくらいになった。「ひとつかみ」に犬への気持ちがこめられている。

(わん句カレンダー)

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中野 さらしな総本店

JR中野駅北口、サンモールを右に抜けると「さらしな北口店」があります。中野駅南口と田無にも支店があります。

午前10時からの取材を終えて、お昼少し前にお邪魔しました。二八そば700円。店員さんの心遣いも良く、すみやかに運ばれてきました。蕎麦は喉越し爽やか。蕎麦湯もおいしい。生粉打ち(田舎)780円も期待できそうです。

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老犬の頭隠せり大花火

7/29     佐藤 理

(ろうけんのあたまかくせりおおはなび)

(さとうおさむ)

今日は、江戸中期に始まった隅田川花火大会。約20,000発が打ち上がり、特にフィナーレを飾る約2000発乱れ打ちが、夏の夜を盛り上げる。

隅田川花火大会に限らず、地元の花火大会を自宅の窓から眺めたり、ぱーんぱーんと響く打ち上げ花火の音を聞いているだけでも情緒がある。

ところが、何が起こったのか理解できない傍らの「老犬」は、「大花火」の大音響に脅えて、「頭隠」して尻隠さずの状態。気の毒だが、ユーモラスな「老犬」の姿に笑いを誘われる。

(わん句カレンダー)

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鰻 宮川 四谷本店

四谷というところは、しんみち通りとか、お仮屋横丁、荒木横丁、法蔵寺横丁など、さまざまな通りがあるようです。「宮川」は、新宿通りから石切横丁を入ってすぐ左手にあります。暖簾の下がった落ち着いたたたずまい。

うな重は、特上3465円、松2310円、竹1785円、梅1470円。

まないたの疵曼荼羅や鰻裂く  百合山羽公

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奥海なれや波を噛んでは躍る犬

7/28   安井浩司

(おくうみなれやなみをかんではおどるいぬ)

(やすいこうじ)

突然ですが、質問です。「奥海なれや」の「なれや」は、次のどれを表すのでしょうか? 

    断定の助動詞「なり」の已然形+係助詞「や」で、「なのだろうか?」という疑問の意を表す、

②「~なのだろうか?いや、そうではない」という反語の意を表す、

③断定の助動詞「なり」の已然形「なれ」+間投助詞「や」で、「~だなあ」という詠嘆の意を表す。

この句、「波を噛んでは躍る犬」がいい。いきいきと躍動感あふれる、「波を噛」む犬の様子が目の前に広がる。

(わん句カレンダー)

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旧山古志村 牛舎再建カンパ

きょうは、橋本照嵩さんの「角突き写真展」オープニングパーティです。

四谷フォトギャラリー(03-5269-2877)にて8月9日まで。旧山古志村の重要無形民俗文化財にも指定されている牛の角突きの迫力ある写真が拝見できると思います。

先日の句会で、橋本さんの「牛舎再建カンパ」に、その場におられた、吉行和子さん、冨士眞奈美さん、水野真紀さん、ねじめ正一さんをはじめとする句会メンバー全員が賛同なさって協力を申し出られました。

そして29日は、不埒さんこと、春男さんのライブ!

【笑いと郷愁】

これが最後かも知れない!《高橋春男とセコハンヘッド》ライブ!!
 7月29日(土) 神泉《ランタン》にて5時開場、6時開演。

入場料1000円〈ドリンク・食事は別〉
キャパは50人〈60人くらいまではOK〉。予約なし。

《ランタンのホームページ》→http://lantern.web.infoseek.co.jp/
Tel.03-3476-0438

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犬抱ける水禍の民に祖国なし

7/27    久米幸叢

(いぬだけるすいかのたみにそこくなし)

(くめこうぞう)

梅雨前線の猛威が続き、各地で記録的な豪雨を観測、列島に被害の爪痕が広がっている。

「祖国なし」から私は、洪水によって毎年、壊滅的な被害を受けているバングラデシュにも思いを馳せた。10年以上前、洪水によって家族と別れた子供たちのために孤児院をつくるボランティア活動に協力したことがある。

貧困や水害に見舞われる、まさに「水禍の民」というイメージが強いが、詩人タゴールは、美しい風物に恵まれたベンガルを「黄金のベンガル」と呼んだ。

(わん句カレンダー)

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夕焼や犬が包帯して通る

7/26    工藤加代

(ゆうやけやいぬがほうたいしてとおる)

(くどうかよ)

今日も「夕焼」の句。蒸し暑い日が続く中、夕暮れどきのふとした瞬間に思わぬ涼風を感じることがある。見上げた空の「夕焼」の美しさに、ほっと心がほどけるような気持ちになる。

「夕焼」はもちろん夏に限らず四季を通じて見られるものだが、この時期のものは格別な気がする。いつまでも「夕焼」の世界に心を遊ばせていたくなる。

ふと、傍らを「犬が包帯して通」った。その「包帯」の白さが目に焼きついたまま離れない。なんだか不思議な余韻のある句。

(わん句カレンダー)

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とうもろこし

自家農園をやっておられるSご夫妻が届けてくださった、とうもろこしです。玉蜀黍、とうきび、もろこし。秋の季語です。朝採りのやわらかく甘い粒、満喫しました。

何とさびしい村の唐黍の赤い毛  荻原井泉水

(悦花歳時記)

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夕焼けて汝が住む街の痩せし犬

7/25   津沢マサ子

(ゆうやけてながすむまちのやせしいぬ)

(つさわまさこ)

1日の終わりを鮮やかに彩る「夕焼け」。赤く染まった空を前にして、「汝が住む街の痩せし犬」に思いを馳せる。「痩せし犬」は恵まれた環境にある犬とは思えない。いったい今ごろどうしているのだろう? 

「夕焼け」は、その壮大な印象が夏にふさわしいということで夏の季語となっている。「夕焼け」の翌日は晴れるといわれるが、この句は、「夕焼け」に希望を託している気がする。

同じ現象が朝に現れるのは「朝焼け」。昔から天気が悪くなる兆しといわれる。

(わん句カレンダー)

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3分間で着られる着物

レデース雑学クラブの定例会が、「車家」(吉祥寺第一ホテル内)のお座敷で行われ、9名が出席しました。

今回は、5月に「レデース雑学クラブ 第1回旅行」の韓国ツアーで、大変お世話になりましたファッション・コーディネーターの諸山恵玉さんによる「3分間で着られる着物ファンタジー」のご紹介。

実際に、その場で着物の着付けをしてくださいました。わたくしも体験させていただきましたが、ほんとうにあっという間に、帯も完璧な振袖姿に。着付けの知識がなくても、ほんの3分で華麗な着物姿に変身したのです(写真の着物モデルはSさん)。

着崩れの心配もなく、特別な補正の必要なし。しかも、ご家庭で丸洗いOKという優れもの。カラーバリエーションも豊かで、振袖、留袖、訪問着、お子様用まで、多様な着こなしができるそうです。丸めてもシワになりにくいため、日頃の取り扱いや持ち運びも簡単。

その秘密は、特許による立体裁断にあるのだとか。結婚式、パーティ、新年会、成人式、お茶会、海外旅行など、TPOにあわせた着物のおしゃれが手軽に楽しめますね。

お食事は、「四季の味」(前菜・お椀・鯛サラダ・焼物・百合根の煮物・鮎フライ・じゃこご飯・あずき白玉クリーム羹)。食後は、珈琲茶房「花仙堂」へ。

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わん句カフェ in BIRDIE

高品質かつハイセンスなペットグッズを送り出されている「株式会社 BIRDE バーディ」さん( http://www.birdie-net.com)のご協力で、7月19日、「わん句カフェ」(句会)を催しました。

BIRDIEのフラッグショップ「BIRDIE And b.c.d.」(アンド ビー・シー・ディー 目黒区青葉台2-1-8)2階のカフェで開催された「わん句カフェ」。13人のスタッフが参加くださり、個性あふれる「わん句」24句が発表されました。みなさま、ありがとうございました。その一部をご紹介(順不同・敬称略)。

水しぶきホースの先に犬躍る  緑

待っててね今日も雨です尾が垂れる 秀風

川遊び魚とともに犬はねる  ハチ

網戸越し梅雨明けを待つチワワの仔 まりも

じゅうたんのへりを巡りて犬昼寝  智喜

くちなしの風の香りし愛し犬   桃

暑くるしい足にすりよるうちの猫 銀

犬いつかころがるボールより顔をそむけ 48

雨つづきお散歩行けずふてくされ シフォン

母犬に寄り添う仔猫春の雷   じう

熱帯夜出むかえるのは犬ひとり   典子

夏の夕散歩に行けど座り込む      淳一郎

がりがりと氷かく音犬駆ける あがた

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河童忌や犬舎のペンキ塗り終へし

7/24   田辺きみお

(かっぱきやけんしゃのぺんきぬりおえし)

(たなべきみお)

今日は、作家・芥川龍之介(18921927)の命日。『羅生門』『河童』『鼻』『芋粥』などの作品で、鬼才と呼ばれた。生前、よく河童の絵を描いたことやその作品にちなんで「河童忌」、または俳号から「我鬼忌」とも呼ばれる。睡眠薬によって自死。享年36。

犬舎のペンキ塗り終へし」は、代表句「青蛙おのれもペンキ塗りたてか」の本歌取りといえよう。

プロボクサーの頃、「河童の清六」と呼ばれていたタレントのたこ八郎が亡くなったのは、1985724日。

(わん句カレンダー)

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胴震ひの犬のしぶきや雲の峰

7/23     鈴木梨枝子

(どうぶるいのいぬのしぶきやくものみね)

(すずきりえこ)

二十四節気のひとつである「大暑(たいしょ)」は723日あたり。

梅雨が終わると夏本番。「雲の峰」は盛夏の季語で、積乱雲が峰のように高くそびえ、峰がつらなり合っているように見えることから。峰雲、夏の雲、入道雲ともいう。

川で水浴びをしていたのだろうか、岸に上がってきた犬が、いきなりぶるぶるぶるっと大きく「胴震ひ」をした。

細かい水「しぶき」があたり一面に飛び散って、思わずのけぞる作者の表情も浮かぶ。活動的で明るい真夏のスケッチ。

(わん句カレンダー)

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青羊歯

長梅雨とともに、青々とした羽状の葉を大きく広げているのが、わが家のシダ類です。下草ですが、この時期、いきいきとした存在感を増して、涼しげ。オマケは、里芋の大きな葉。これもまた美しい。

羊歯の中うつらうつらと青菩薩  中村苑子

(悦花歳時記)

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犬撫でてより帰省子となりにけり

7/22  

水上春樹

(いぬなでてよりきせいしとなりにけり)

(みなかみはるき)

帰省は、夏休みに故郷に帰ることが多いので、夏の季語となっている。

都会で働いたり、学生生活を送っていた子供が、郷里に戻って真先にしたことは、父母の安否を気遣うことより「犬を撫で」ること。

ひとしきり犬とふれあってから、ようやく「ただいま」と家族に挨拶をしたのか。いかにも犬好きという感じがする。

子の帰省によって、時が止まってしまったかのようにひっそりしていた家の中もにぎやかに。犬も尾を振って大喜び。以前のような活気が感じられる。

(わん句カレンダー)

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ねじ花

例年になく長く、荒々しい梅雨。地域によっては、大きな被害が発生して、亡くなられたり、怪我をされたり、行方不明の方もおられます。心よりお見舞い申し上げます。

わが家では、まだ「八重のくちなし」「ローズマリー」が咲き継いでいます。暗くて見えずらいですが、鉢植えの「ねじ花」も(江戸川河川敷産)。

下草のあわいからは、白い小さな花が顔を覗かせています。「露草」によく似ている気がして、露草の白花かとも思ったのですが、葉のかたちも異なるようです。なんていうのかな?

捩花はねぢれて咲いて素直なり  青柳志解樹

(悦花歳時記)

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避暑夫人足の短き犬を連れ

7/21    岬 雪夫

(ひしょふじんあしのみじかきいぬをつれ)

(みさきゆきお)

「避暑」地といえば、その多くが犬連れであるといってもよい。朝夕を問わず、犬の散歩に出歩く女性を見かける。

その種類のさまざまなこと。ミニチュア・ダックスフント、柴犬、シー・ズー、チワワ、ポメラニアン、マルチーズ、プードル、ビーグル、コー・ギー、シュナウザーなどの小・中型犬から、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、アイリッシュ・セッター、ドーベルマン、シべリアン・ハスキー、シェパードなどの大型犬まで、皆、自慢の愛犬ばかり。

「避暑夫人」のステータスは、犬にあり、といえる気もする。

(わん句カレンダー)

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東京ビッグサイトで「癒しフェア」

7月29、30日の2日間、第2回「癒しフェア」が東京・ビッグサイトで開催されます。カウンセラーの岡本理香さんの出展ブースで、『わん句歳時記』も展示くださるそうです。お世話になります。

詳細はこちらをクリック☆
http://6.pro.tok2.com/~rika/html/module

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シュロチク  観葉植物

かれこれ20年くらい(!!)になる鉢植えです。わが家には、高さ3mはある中国南部原産のシュロチクの大鉢が、3つもあります。

わたくしが部屋のインテリアや模様替えに熱心だった10代の頃、シュロチクの鉢植えを室内にえんやこーらと持ちこんで、でーんと飾っておりました。

そんなもの部屋に持ち込んでどうするんだ、と思われるでしょうが、当時は、「アジアンテイストでおしゃれ」と思っていたのでしょう、きっと。

ところが、直射日光が足りなかったせいか、途中で枯れかかってきたため、あわててテラスに出しました。以来、外暮らしですが、耐寒性もあるため、すくすくす育っています。

(悦花歳時記)

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客待つと犬にもリボン避暑夫人

7/20     皆吉爽雨

(きゃくまつといぬにもりぼんひしょふじん)

(みなよしそうう)

「避暑」という季語は、意外に古く、江戸時代の歳時記の「涼」の傍題として掲載されていたとか。

「避暑夫人」とは、ひと夏を山間や海辺などの清涼な別荘地で過ごす夫人のことであろう。誰もが避暑旅行に赴く現在とは異なり、裕福な資産階級の華やかでクラシカルな雰囲気が漂う。

そういえば、鎌倉夫人ということばもあったなあ。昔、有閑マダム、今でいうとセレブやシロガネーゼとか。

高級なイメージを持つ女性のかたわらには、「リボン」の犬が似合う?

(わん句カレンダー)

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「わん句にゃん句」結果発表♪

お待たせいたしました。全国から多数のご応募をいただきました「吉田悦花のわん句にゃん句」の結果がアップされました。こちらでご覧くださいませ☆
http://www.clubalp.net/wanku/index...

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バンダナ犬ミッシェル君のサングラス 

7/19      

山田淳子

(ばんだなけんみっしぇるくんのさんぐらす)

(やまだじゅんこ)

首に「バンダナ」を巻いた「ミッシェル君」に、「サングラス」をかけたら、実によく似合う。マトリックス犬とでも呼びたいくらい。

欧米には、犬専用の「サングラス」があり、紫外線をカットして白内障や緑内障予防にも効果的だとされ、獣医師も推奨。災害救助の目の保護にも役立っているそうだ。

犬は「サングラス」なんか付けられて迷惑じゃないかなあ。でも、犬ってみんなに可愛いといわれたり、注目されたりするのが好きだもの。まんざらでもないのかも。

(わん句カレンダー)

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ラベンダー ラバンディン系

ラベンダーの原産地は、地中海沿岸地方、夏乾燥して冬も温暖な地。日本の高温多湿は嫌います。でも、ラバンディンのように耐暑性のある品種もあります。わが家でめきめき成長を遂げ、いま満開なのは、この品種ではないかと思います。

鉢植えですが、幹も太く、この1年でかなりの大株になりました。四方に茎を伸ばして広がるので(風に揺れるさまはとても素敵なのですが)、赤い支柱を立てて紐で束ねています。

(悦花歳時記)

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落ちゆく日あつく牧犬らよこたはり

7/18   石橋辰之助

(おちゆくひあつくまきいぬらよこたわり)

(いしばしたつのすけ)

沈もうとする夏の太陽。暑い1日だったが、まだ「あつく」ぎらぎらと輝いている。

「牧犬」とは、ラフ・コリーやボーダー・コリーなどの牧羊犬のことであろう。山野に散在する羊などの家畜を監視し、素早い判断と動きによって統率する高い知能と運動能力を備えている。

頭を高く掲げ、あたりを見回し、日に何十キロ走ろうとも疲れを知らないような剛健で優美な体型の犬たち。ようやく1日の作業を終えて、頼もしい「牧犬ら」は、ゆったり横になっている。

(わん句カレンダー)

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十割そば 東京本店

蔵前橋通り沿いにあるお店です。このあたりは、近年、蕎麦屋が目立ちます。通りの反対側にも何店か蕎麦屋があります。

更科にしようか迷いましたが、田舎そばをいただきました。こちらは、つなぎを使わない「十割そば」を提供する直営店。蕎麦は、かなりのボリューム。大盛にしたら、かなりおなかいっぱいになるでしょう。

田舎そばというだけあって、太めで、太さも決して均一とはいえませんが、十割そばを手軽に、リーズナブルにいただけるお店として、なかなかお得感のある蕎麦屋、といえるでしょう。

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海の日の犬のシャンプー泡立てる

7/17    岡田由季

(うみのひのいぬのしゃんぷーあわだてる)

(おかだゆき)

もともと海の記念日(7月20日)と呼ばれていたが、のちに国民の祝日「海の日」となり、7月の第3月曜日に設定された。

その日に、「犬のシャンプー」を「泡立て」ている弾む思いが伝わる。もちろん、犬専用の「シャンプー」で。犬の毛は意外とデリケート。毛のキューティクルが人間より少ないので、人間用の「シャンプー」で洗うと皮脂を落しすぎてしまい、皮膚病の原因にもなる。

きれいさっぱり、毛艶も良くなった「シャンプー」後の犬の表情も浮かぶ。

(わん句カレンダー)

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百合

7月に入り、白百合が開きました。オレンジや黄の百合もあざやかですが、やっぱり百合は白がいいなあ。大柄で豪華で。

花が重いので、茎に支柱を立てるとよいと園芸誌にありますが、わが家の百合は、茎も太くてしっかり、まっすぐに伸びています。「サン・ミネラル」の原液を1滴(水道水を約1000倍に希釈)加えた水を如雨露で与えたのが良かったようです。

祖父の忌日に、白百合を活けました。ちょうど見えたお客さまに「今朝ひらいた花で。。。」と申しあげたら、「丹精した花を捧げるのがいちばんの供養ですよ」と。うれしいおことばをいただきました。

(悦花歳時記)

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主人より犬が人気の避暑地かな

7/16     新海あぐり

(しゅじんよりいぬがにんきのひしょちかな)

(しんかいあぐり)

浅間山のふもとにある軽井沢。日本を代表するこの「避暑地」は、真夏でも25度くらいの気温で、人間にとってはもちろん、犬にも心地よい。

80年以上前に外国人宣教師が建てたという知人の別荘は、玄関脇に犬用の部屋もあり、毎夏、3頭の愛犬を連れて多くの時間を過ごすそうだ。ときには、近隣の犬仲間が集って犬談義も。

建物の前に広がる芝生の庭、それに続く森を見渡せる窓辺で、自然豊かな中を駆け回る犬たちの姿を眺めるのも、とても楽しいひととき。

(わん句カレンダー)

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水野真紀さんよりいただきもの

今月も毎週のように句会があります。先日も、芭蕉庵で、13名による句会。

たまたま、わたくしの句が最高点となったので、ご褒美をいただけることに。今回は、メンバーの泡波(あわわ)さんこと、女優の水野真紀さんよりいただきました

淡路島産の玉ねぎ、です。「カレーライスをつくるくらいですけど」とおっしゃって、袋に入った玉ねぎを手渡してくださいました。

かたくしまった新玉ねぎは、スライスしていただきましたが、とてもやわらかくて美味しかったです。ありがとうございます♪

(悦花歳時記)

新玉葱研ぎしばかりの刃に応ふ  岡本まち子

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初蝉や犬と見てゐる赤信号

7/15      武山節子

(はつぜみやいぬとみているあかしんごう)

(たけやませつこ)

「赤信号」で横断歩道の手前に立っているとき、今年初めて、蝉の鳴き声を耳にした。暑さが本格化するのも近いということだろう。信号が変わるのをじっと待つ「犬と見てゐる赤信号」がよい。

油蝉、みんみん蝉、熊蝉、にいにい蝉、朝蝉、夜蝉など、夏を代表する昆虫として親しまれている蝉。

多くの蝉が鳴きしきる様子を蝉時雨、蝉の抜け殻を空蝉(うつせみ)という。日中の鳴き声は、暑苦しく感じるが、朝夕の蝉の声は涼しさを呼ぶ。蜩(ひぐらし)は、秋の季語。

(わん句カレンダー)

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下町に、恋してる。

ただいま発売中の「Hanako」7月25日号(マガジンハウス) 、DISCOVER TOKYO大特集「下町に、恋してる。」に、ナビゲーターとして新感覚の下町そば屋をご紹介しております。

よく聞かれるんですが、わたくし、生まれも育ちも千葉県ですが、これまで、生活圏はほとんど千葉都民状態。

10年ほど前に仕事場を現在の「下町エリア」に持ち、近くに住まいも確保。ということで、すでに下町在住歴も8年に。

美味しいもの、見ているだけで心が和むもの、懐かしい音、職人さん、ゆったりと時間が流れている雰囲気、刺激的な老舗など。。。土地に根ざした文化というか、まさに、訪れてよし、暮らしてよし、下町って奥深いなあ。もっとなじむよう、これからも、精進いたしますっ。

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釣り人と待つ犬のゐて夕涼し

7/14   楢崎 

(つりびととまついぬのいてゆうすずし)
(ならざききょう)

涼気、涼味、朝涼、晩涼、夜涼、涼風など、暑い夏であるからこそ、人々は涼しさを求める。

朝夕の涼しさはもちろん、木陰の涼しさ、水辺の涼しさ、夜空の涼しさ、庭涼し、水涼し、影涼し、鐘涼し、月涼し、星涼し、川涼し、音涼しなど、ささやかなことにも涼味や心地よさを感じ、夏の季語としている。

水面にのんびり釣り糸を垂らす人と、その隣におとなしくじっと待つ犬の姿を見出したとき、夕景と相まって、「犬のゐて夕涼し」という感慨を得たのだろう。
(わん句カレンダー)

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凌ぜん花チャイム代りの犬吠ゆる

7/13  

清水淑子

(のうぜんかちゃいむがわりのいぬほゆる)

(しみずよしこ)

中国原産のノウゼンカヅラ科の蔓性落葉樹。節々から吸根を出して高木などにからみついて這い上がり、黄橙色の漏斗状の花をたくさん咲かせる。鮮やかな花を目にすると、夏空をも凌ぐ勢いとともに、夏だなあと実感する。

1つひとつの花の命はそう長くないようだが、蔓先に次々に花を咲かせ、地面には無数のらっぱ状の花が。

古来日本で愛されてきた草花と比べ、いささか濃過ぎるというか、くどいきらいも。「チャイム代りの犬」のけたたましさとも通い合う気がする。

(わん句カレンダー)

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令嬢の犬緑蔭に便催す

7/12   茨木和生

(れいじょうのいぬりょくいんにべんもよおす)

(いばらきかずお)

令嬢の犬緑蔭に」から、広々とした邸宅の庭と、緑の木蔭に憩う犬を思い浮かべたら、こともあろうに「便催す」なんて、と感じた方もあるかも。でも私は、糞をする「令嬢の犬」の姿がとてもキュートに感じる。

NHK俳句」選者をつとめる茨木氏には、数年前、神楽坂のお店で偶然お会いした。そのときの、にこやかで気さくな表情も浮かぶ。

作者は、昭和14年奈良県生まれ。高校時代より右城暮石の「運河」や山口誓子の「天狼」に所属。現在、「運河」主宰。

(わん句カレンダー)

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犬と乗るタクシー夜の百日紅

7/11   

津吉 雅

(いぬとのるたくしーよるのさるすべり)

(つよしみやび)

犬と乗るタクシー」の行き先は、もしかしたら動物病院だろうか? 異変が生じた犬を抱いて乗り込んだ「タクシー」の車窓から、夜のしじまにぽっかりと白く、そこだけ泡立つような「百日紅」の花を目にしたのであろう。

日盛りの日中はもちろん、夜も咲き継いでいる「百日紅」は、生命力に満ちている。句またがりといわれる中七から下五にかけての不安定なリズムの「夜の百日紅」には、その存在の確かさとは逆に、なんとなく胸騒ぎのような緊迫感がある。

(わん句カレンダー)

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釣忍

もう何年くらい前になるでしょうか。かれこれ7年くらい経っているのではないかと思います。浅草の鬼灯市で手に入れました。というか、ご一緒してくださった方に買っていただいたものです。

「釣忍」は、羊歯植物の根茎を束ねて、軒下などに吊るすものです。元は風鈴も付いていたと思いますが、すでに外してしまいました。年々、繁茂して、この時期は、青い葉をたくさん吹きます。

水かけて夜にしたたり釣忍  小林一茶

(悦花歳時記)

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冷房の部屋に来て居る老いし犬

7/10    安曇ふみお

(れいぼうのへやにきているおいしいぬ)

(あずみふみお)

地球温暖化やヒートアイランド現象など、気温の上昇が問題になる昨今、年々厳しさを増す夏を快適に過ごすには、「冷房」が欠かせない。

とはいっても、わが家の愛犬は、「冷房」の人工的な風や冷気に長時間さらされるのは苦手のようだった。冷たい空気は下に沈むため、われわれより低いところにいる犬は、どうしてもエアコンの冷気の直撃を受けてしまう。

「冷房の部屋」とそうでない部屋とを自由に行き来できるようにすると、体調に応じて最適な場所を選べる。  

(わん句カレンダー)

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青時雨よくあふ犬の老いはじむ

7/9   吉羽よっこ

(あおしぐれよくあういぬのおいはじむ)

(よしばよっこ)

冬の季語である時雨に、青葉の青を付けて青時雨」。木々の青葉に降りたまった雨の雫が落ちる様子を時雨に見立てたもの。青葉時雨とも。

今日も散歩の途中、「よくあふ犬」と出逢った。明るくみずみずしい青葉の中、犬の表情も晴れやかだ。やわらかな光に照らされて、犬にもわずかに老いの兆候を見たような気がした。それは相対する自分自身をも照射する。

夏時雨という季語もあるが、これは、夏に降ったり止んだり時雨のような降り方をする雨のこと。

(わん句カレンダー)

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行き帰り目の合ふ犬や時計草

7/8    

藤田幸次郎

(いきかえりめのあういぬやとけいそう)

(ふじたこうじろう)

 

時計草」という名のとおり、蘂が時計の針に見える。見れば見るほどとてもユニーク。時計の文字盤のような造形の妙に驚かされる。

ブラジル原産のトケイソウ科の蔓性多年草で、Passiflora(パッシフローラ)とも。情熱の花の意で、磔にされたキリストをめしべの柱頭に、放射状にひろがる部分をキリストの後光にたとえているそう。

通りかかるたび、垣根に絡んだ「時計草」越しに犬と目が合う。「行き帰り」に犬を意識しているのも「時計草」にふさわしい。
(わん句カレンダー)

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《高橋春男とセコハンヘッド》ライブ!!

毎月 句会でご一緒しております不埒さんこと高橋春男さんより、ライブのご案内メールをいただきました。

【笑いと郷愁】
これが最後かも知れない!《高橋春男とセコハンヘッド》ライブ!!
7月29日(土) 神泉《ランタン》にて5時開場、6時開演。

入場料1000円〈ドリンク・食事は別〉
キャパは50人〈60人くらいまではOK〉。予約なし。

《ランタンのホームページ》→http://lantern.web.infoseek.co.jp/
Tel.03-3476-0438

昨年の阿佐谷以来のライブ。当日はぜひ、みんなで応援にうかがいたく。楽しみにしております♪

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盲導犬いつも仕えて百日紅

7/7   井上淑子

(もうどうけんいつもつかえてさるすべり)

(いのうえよしこ)

あちこちで「百日紅」の花が目に付く季節になった。夏空に鮮やかな紅が映える。中国原産。夾竹桃(きょうちくとう)とともに、夏を代表するような花。

約100日もの間、次々開花して花を楽しめるため、この名が付いた。幹を覆っている皮が薄く剥げ落ちやすいため、木肌がつるつるしている。木登りが上手な猿でも滑ってしまうということから、猿滑とも。

百日紅」は、咲き散った枝先から再び芽を出して花をつけながら、台風シーズンの間も常に咲き続ける。

(わん句カレンダー)

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チェロリン村弦楽四重奏団

中延のライブスポット&レストラン「ポナペティー」のコンサート「クラッシック・ストリング・カルテット」へ。

演奏は「チェロリン村弦楽四重奏団」。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの四重奏です。

プログラムは、第一部
●ボロディン「ノクターン」1楽章

●シューベルト「死と乙女」2楽章

●アリアガ 第1番 1楽章

第二部

●モーツァルト「不協和音」1楽章

●ハイドン「皇帝」2楽章

●スメタナ「我が生涯より」1楽章

スペイン、ロシア、チェコの作品を、おなじみのドイツ・オーストリアの有名な作曲家の作品とともに楽しみプログラム。アットホームな雰囲気で、贅沢な空間で満喫しました。

次回は、ベートーヴェンの名曲集だとか♪

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われよりも犬は渇きて片陰ゆく

7/6      野尻遊星

(われよりもいぬはかわきてかたかげゆく)

(のじりゆうせい)

真上からじりじり照りつける太陽。冬に比べて夏の陰は短く、色も濃くなる。強い日差しを少しでも避けようと、わずかな「片陰」を求めて歩く。

長い舌を出して「片陰」をゆく犬は、「われよりも」ずっと渇いているように見える。「われよりも」に、人よりも低く、地表近くをゆく犬に対するいたわりが感じられる。

片陰」がとぎれると、アスファルトが白く見えるほどの日差しにたじろぐ。「片陰の犬の瞳のうるみかな 上田五千石(ごせんごく)」という句も。

(わん句カレンダー)

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志ま平

たかさご」の近くの新宿区納戸町に「志ま平」というお店があります。木戸には、店名が書かれた捏ね鉢があるのみ。うっかりすると通り過ぎてしまいそう(実際に行き過ぎてしまったことがあります)

引き戸を開けると、一段高い座敷が目の前に広がります。靴を脱いで上がると、広々としたオープンキッチンと、これまたたっぷりとしたカウンター。テーブル席も2卓。古箪笥や蕎麦猪口のディスプレイなど、店内は和の雰囲気。

丸いお顔のご主人と若い職人さんの2人のみ。品書きもシンプル。せいろ900円、深山1,000円、ニ色1,100円、鴨汁1,200円。温蕎麦は、かけ900円、そばがき900円。

出された蕎麦は、緑色がかっています。せいろは細切り、深山は太切り。薬味は、わさびと葱。

食べ終わると、ご主人から「蕎麦湯、いかがですか?」とお声をかけられました。「はい」と応えると、「柚子は入れますか?」。蕎麦湯に柚子というのは初めてです。

最初は、「一見さんお断り」のような、ちょっと入りずらいようなたたずまいで少し緊張しましたが、カウンター越しにご主人とお話をするうち、とても気さくな方であることがわかりました。私が句会でご一緒している冨士眞奈美さんは、この近くにお住まいで、こちらにもよくお見えになるそうです。

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浜昼顔船を見ている犬二匹

7/5   宮川壽美子

(はまひるがおふねをみているいぬにひき)

(みやがわすみこ)

浜昼顔」は、海岸の砂浜に群生する蔓性の多年草。昼顔によく似ているが、花の色は昼顔よりい。くてく、艶がある。地下茎砂の中伸びて広がり、茎は地を這う。

人影のない、

淡い紅色の浜昼顔」が埋めつくす砂浜に「犬二匹」が並んで、沖を眺めている。ゆっくり進む「船」を見ているのか、ほんとうのところはよくわからない。でも、いつまでも一心に「見ている犬二匹」のたたずまいが目に浮かぶようで、なんだかむしょうにいとおしくなる。

(わん句カレンダー)

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くちなしの香りに犬の落ちつかず

7/4      

町田睦夫

(くちなしのかおりにいぬのおちつかず)

(まちだむつお)

ちょうど今ごろ、香り高く清新な白い花を咲かせる「くちなし」。アカネ科の常緑低木。

果実は熟すと黄赤色になり、染料とする。漢方では、山梔子(さんしし)と呼ばれ、消炎や利尿の薬とされる。疲労回復、強壮、健胃、安眠などにも効果があるとか。花を漬け込んだ「くちなし」酒もある。

わが家の「くちなし」は、アメリカ園芸品種の大八重で、甘い香りがする。とくに嗅覚の敏感な犬にとって、その香は、しびれるように刺激的で「落ちつか」ないのだろう。

(わん句カレンダー)

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さくらんぼ、トマト、紫蘇、瓜。。。

これらはすべて、最近頂戴した有機野菜。どれも新鮮でやわらか。美味しくいただきました。

特に、さくらんぼ。これは、産地にお住まいの方が、毎年この時期、送ってくださるもの。ひそかに(とっても!)楽しみにさせて戴いております。

最も楽しみにしているのは母だったりして。そう、果物好きの母の大好物なのです。このさくらんぼを戴いたら、もう、ほかのさくらんぼは、戴けそうにありません~~。

(悦花歳時記50)

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犬猫もよろこぶ水を打ちにけり

7/3      大野林火

(いぬねこもよろこぶみずをうちにけり)

(おおのりんか)

水を打つ打水は、涼をとるため、道や庭先などに水を撒くこと。古くからの習慣で、夏の季語でもある。

撒かれた水が蒸発する時に周囲の熱を奪う気化熱が発生するため、30.5度cだった気温が、打水によって10分後には29度cまで下がったという報告もある。

熱帯のような暑さにまいっているのは、「犬猫も」同じ。地球温暖化を防ぐためにも、この夏ぜひ、雨水や風呂の残り湯を利用して、頻繁に水を打って気温を下げたい。「犬猫も」きっと「よろこぶ」ことだろう。

(わん句カレンダー)

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梅雨晴れ間犬の首輪の干されをり

7/2     枝本照子

      (つゆはれまいぬのくびわのほされおり)

      (えだもとてるこ)

「犬の首輪」といっても、その素材・色・かたち、どれをとっても種類はとても豊富。

上質なレザーの落ち着いた質感を生かし、余分な装飾を省いたシンプルな「首輪」。汚れても手軽に洗うことができるカジュアルな布製、丈夫なキャンバス生地の「首輪」。きらきら輝くビーズをはめ込んだもの、ハート型がついたものなど。

「首輪」は、機能面だけではなく、犬本来の美しさを引き出したり、引き立てたりするものとして、なくてはならないものとなっている。

(わん句カレンダー)

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大西日犬小屋にまだ留まりゐし

8/2      枝本照子

(おおにしびいぬごやにまだとまりいし)

(えだもとてるこ)

「西日」とは、日没前の西に傾いた太陽、または遅い午後の日ざし。むろん、四季それぞれに「西日」はあるけれど、やはり夏の「西日」は、もっとも陽光が強く、強烈な印象がある。

厳しい暑さを残しながらも、ようやく西へと傾きかけた日差しが、「犬小屋にまだ留ま」っている。

私は、その「犬小屋」は、からっぽのような気がする。「大西日」は、大らかに、そしてどこか退廃的な光をぎらぎらと放ちながら、主のいなくなった「犬小屋」を長い間包んでいる。

(わん句カレンダー)

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大西日犬小屋にまだ留まりゐし

8/2      枝本照子

(おおにしびいぬごやにまだとまりいし)

(えだもとてるこ)

「西日」とは、日没前の西に傾いた太陽、または遅い午後の日ざし。むろん、四季それぞれに「西日」はあるけれど、やはり夏の「西日」は、もっとも陽光が強く、強烈な印象がある。

厳しい暑さを残しながらも、ようやく西へと傾きかけた日差しが、「犬小屋にまだ留ま」っている。

私は、その「犬小屋」は、からっぽのような気がする。「大西日」は、大らかに、そしてどこか退廃的な光をぎらぎらと放ちながら、主のいなくなった「犬小屋」を長い間包んでいる。

(わん句カレンダー)

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伴れ犬にいつか蹤く犬山開き

7/1      中村草田男

    (つれいぬにいつかつくいぬやまびらき)

     (なかむらくさたお)

7月。今年も各地で山開きとともに、本格的な夏山シーズンがスタート。みそぎや護摩焚きなどの神事、登山者の安全祈願祭などが行われる。富士山頂で開山を待ちわびた登山客が日の出に歓声をあげるニュースを見たことがある。

「山開き」に犬を伴って登っていると、いつしか従うようについてきた犬がいた。どこからともなく姿を現わした犬。

「山開き」の日だけに、山の自然を支配し、訪れる人々の守護神でもある山の神のつかいのような、そんな気もする。

(わん句カレンダー)

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