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May 2006

『どつどどどどう』1

句集『どつどどどどう』が、「菊田一平の第一句集」と知って、意外に思った人も少なくないだろう。一平さんは、句集のオビにあるように「日々俳人、刻々俳人」として、すでに三〇年近い俳歴と実力の持ち主である。

掲載句を一九九〇~二〇〇二年の三五〇句に絞り込んでいることからも、初句集に賭ける並々ならぬ意欲を感じる。そこには、力強さ、素朴さ、繊細さが同居している。

  どつどどどどう賢治の空や木の実落つ

雛壇のみな親戚のやうな顔

    薄紙に雛の容の残りをり

  天金の旧約聖書風邪心地

  夜は夜のかほして秋の金魚かな

トラピスチヌ修道院の松手入

ふらここのぶつかりさうな消火栓

相続のひとつに茸山の地図

  雪の日の雀あつまる大きな木

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蕎楽亭 再び

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先回、お昼どきにうかがったところ、「臨時休業」。なので、近くの「まろうど」で昼食をすませたことがありました。今回は、午後6時前、次の待ち合わせに向かう前に、軽くお蕎麦をいただこうということで。

店頭からは、硝子越しの打ち場と挽き臼が見えます。暖簾をくぐると、まるで寿司屋のような白木のカウンター席が広がります。この間うかがった「志ま平」もカウンターでしたが、蕎麦屋としては珍しいつくり。

ちょっと蕎麦を、という雰囲気でもないかしら、と思いつつカウンター越しに、清潔そうな調理場を眺めます。23人の男性が、黙々と天ぷらの下ごしらえをしたり、こちらに背を向けて卵焼きを焼いたりしています。若々しくきびきびとした動きで、タダモノではないお店といった雰囲気を醸し出しています。

カウンターの目の前には、小魚がすいすい泳ぐ水槽が。両隣の30代くらいの男性客は、揚げたて旬の天ぷらをつまんでいます。ちらりと見ただけでも、並みの天麩羅屋の水準を超えた天ぷらだということが、私にも伝わります。

今日は時間も限られているので、まずは蕎麦。いつもはざるですが、ふと、このお店のかけ蕎麦をいただきたいと思いました。麺を計って釜に入れて茹でるところから、ゆっくり拝見することができました。

松翁」で修業されたお店とうかがっていましたが、灰色がかった細い蕎麦で、多少太さにバラツキがあるところも、手打ちならでは。福島県会津柳津町産と茨城県西茨城郡岩瀬町産の玄そばをメインに使用して、玄そばおよび丸ぬきのそばの実を店内の石臼で自家製粉しているとのこと。汁は利尻産の昆布、枕崎産の本節、そしてイリコと乾椎茸を使用。薬味は千住ねぎ。かけといっても、ホウレン草、昆布かま、椎茸、三葉、柚子、白髪ねぎがのって、なかなか豪華です。

蕎麦をいただく間にも、予約客が入ってきます。隣のおひとりさんへもりが出されました。蕎麦湯は薬罐の別仕立てで、美味しそう。あー、蕎麦湯がほしい。

カウンターで蕎麦、ってなんだかオトナになったような気分。蕎麦だけでももちろん十分満足なのですが、やはり飲んで食べてと、いろいろ味わいたくなるお店です。

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365日犬の句 連載終了♪

昨年6月より1年にわたり連載してまいりました「犬の句猫の句」は、ご好評のうちに5月31日で終了いたします。長い間ご愛読くださり、ありがとうございました。 http://www.publiday.com/publiday/072/104.html

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薔薇のつぼみ いろいろ

薔薇は満開のときは、もちろん、花の開き初める、蕾がほどけそうなときも、とても魅力的。どんな花を咲かせてくれるのか、こころが弾みます。

(悦花歳時記39)

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シンビジウム ラビアンローズ

と思われるのですが、はて?

シンビジウム ゴールデンカラー」が終わってしまった今、盛りを迎えています。

(悦花歳時記38)

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マダム・ピエール・オジェ

透きとおるようなシルバーピンクのオールドローズ。ころころしたカップ状の花を次々に咲かせます。甘さの強いオールド・ローズの上品な香りの中に、爽やかなフルーティな香りも混じります

マダム・ピエール・オジェ」の鉢と並んで、「エブリン」も少しずつ開いてきました。オレンジ色の蕾が開き、大きな花になりました。まるで芍薬が咲いているかのような華やかさ。先の尖った楕円形の緑の葉もよく茂っています。

(悦花歳時記37)

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コロンブス・ハウス

NPO法人ふるさと往来クラブ」という、都市と農山漁村の交流を通して地域活性化をはかるNPO法人直営のアンテナショップです。

コロンブスハウス」またの名を「福島タウン」。東京都千代田区神田錦町の靖国通り沿いのミナミスポーツの裏通りの角にあります。

十割そばと地酒のアンテナショップということで、こちらで提供して蕎麦粉はすべて、福島県白河市、長野県開田市、北海道鹿追町など、産地のはっきりしている、とのこと。

「今週のそば粉産地」と産地を予告し、地粉100%、自家製麺、打ち立てにこだわった十割そば。1階のショップはカウンターのみ。ランチメニューとして、もり、かけなどの蕎麦がいただけます。

2階の個室でいただいたコース料理では、卵焼き、鴨の燻製、馬刺し、漬物など、バラエティー豊かな産地直送の品をいただきました。

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よつやこくている

四谷三丁目駅から四谷方向に行く途中を左折、路地裏にある、古き良き時代のたたずまいを残したバー「よつやこくている」。ひらがなの看板が、なんとも味があります。

扉を開けると、店内はほぼ満席。店の外の人通りの少なさからは想像できなかったような賑わい。なじみのお客が歓談しているといった、全体になごやかな雰囲気が漂っています。

右手に10人掛けの幅広のカウンター、左手に56人が収まるボックス席が2つ。奥には8人ほど収容できる個室があります。作りつけの木製のロッカーにボトルが納められています。カクテルを楽しめるショットバーということですが、おでんやポテトサラダなど手作りメニューが揃っており、リーズナブルで気さくな雰囲気。

カウンターの中から、蝶ネクタイのバーテンダー・スタイルの気品のあるマスター。笑顔がとても素敵です。

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「吉田悦花のわん句にゃん句」大募集 

ただいま第7回「わん句」&第1回「にゃん句」大募集しております
いよいよ6月末の締切が迫りました
さらにパワーアップした「吉田悦花のわん句にゃん句」へふるってのご応募、お待ちしておりま~~す

http://www.clubalp.net/wanku/index...

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仔羊料理 赤丸チンギス

四谷三丁目駅A4出口より徒歩5分。四谷・荒木町の路地裏、バー「よつやこくている」の角を曲がった先に「赤丸チンギス」はあります。外観も店内も、そしてサービスも、とてもスマートでお洒落な店です。

ジンギスカンの専門店赤丸チンギス」で使っている肉は、北海道の老舗の肉店より取り寄せた厳選生ラム肉。臭みもなくとってもジューシーなので、これまで、臭いからと羊肉を避けていた人もやみつきになりそうな味わいです。

羊肉は体脂肪を燃焼させる効果があるそうです。最近、ダイエット効果をうたったジンギスカンが人気で、それを看板にする店も増えています。古来、中国の薬膳では、体を温める食品として羊肉が珍重され、モンゴルでは冬の貴重なビタミン源とされてきました。

こちらは、ジンギスカンがメインですが、前菜の仔羊料理のあと、生ラムのネギ塩焼を。まるで牛タンのネギ塩焼きのよう。ピンク色の肉を炭で焼くのですが、とてもジューシィ。ジンギスカンは、焼けば焼くほど旨味が出てくるようです。

久しぶりにオトナの空間で、よく吟味された食材をいただいき、満ち足りた気持ちで店を出ました。軽くもう一杯ということになり、すぐ角の「よつやこくている」で。このお店については、のちほど。

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オールドローズ ロサ・ガリカ・ヴェルシコロル

19世紀以前、おもにヨーロッパで栽培されていた古典的な種類や原種を総称して、「オールドローズ」といいます。ほとんどの種類が、春(5~6月)にのみ咲く、1季咲き。花弁が多く、香りが強いものが多い。

なかでも、この「ロサ・ガリカ・ヴェルシコロル」は、ひときわ華やかな品種といえるでしょう。波打つ花弁とダークグリーンの葉のコントラストは、インパクトがありながら、優雅な落ち着きも持ち合わせています。

淡いピンクと濃いピンクの鮮やかなストライプ。八重咲き。中心部の黄色い雄しべがアクセント。甘い芳香に誘われて、一日中、たくさんの蜂が寄ってきます。

薔薇咲いて虫らに多忙始まりぬ  堺絹

(悦花歳時記36)

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いわて活穀麺房 十割そば 東京本店

十割そば 東京本店」という看板や「つなぎなしの十割そば」という文字に魅かれて、蔵前橋通り沿いにある店内へ。

テーブルに着いて何にしようか考えていると、店員さんから「オーダーは食券でお願いします」。入口にある自動食券販売機の前で、せいろにするか、また迷った末、ダッタン蕎麦を注文。

お昼時は、近隣の会社のサラリーマンで満席のようですが、夕方だったこともあり、お客は私だけ。出された蕎麦は、なかなかのコシと香り、そして喉ごし。食事としても十分満足のいくボリュームです。

「十割そば」は、岩手県盛岡に本社のある製麺機械メーカー。これまで機械打ちは不可能とされてきた、十割そばをつくる自動製麺機を開発。「こね・のばし・切り」という、蕎麦づくりで避けて通ることのできなかった工程を革新して、簡単に調理ができて、美味しく食べられるようするため、独自の食材から設備機械を一貫して提供しているそう。こちらは、つなぎを使わない「十割そば」を提供する直営店、というわけです。

蕎麦は、見た目も食感も、手打ちとほとんど変わらない気がします。さまざまなつなぎを混ぜることで、蕎麦本来の味や香り、そして栄養も減っているとすると、機械打ちとはいえ、こちらの「十割そば」は、十分満足のいく味といえるでしょう。なかなかお得感のある蕎麦屋、といえるかもしれません。

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胡瓜

群馬の方から、「ミネラルきゅうり」を送っていただきました。さっそく、胡瓜もみ、きゅうり漬、若布と酢で和えたり。柔らかくて、歯ごたえも新鮮。

休日は素顔でをらむ胡瓜もむ  神田喜久子

(悦花歳時記35)

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きんかん亭

新宿二丁目の「きんかん亭」。19時から翌4時までの深夜営業で、夜中でも本格手打ち蕎麦がいただけます。

そういえば、数年前、新宿・西口の「ぼるが」での句会のあとですから、夜9時過ぎだと思いますが、待ち合わせた友人に「蕎麦のおいしいところ」として案内されたお店が「きんかん亭」だったかと。このとき初めてうかがったのですが、蕎麦ではなく、うどんをいただいた気がします。

ちなみに、お店のすぐ近くにある出版社の雑誌に、連載させていただいていることもあり、打ち合わせのあとに寄ったこともあります。

入って右手にカウンター、その奥が打ち場、左手はテーブル席。店内は民芸調で落ち着いた雰囲気。すでに、グループ客が、お酒を飲んで語らっています。

壁にかけられたお品書きは、神保町の「出雲そば本家」を彷彿させる「割子(わりご)そば」1200円、「そばっ食い」1500円、「ほうとう」1500円など興味深いものばかり。蕎麦やうどんとともに、私が大好きな甲州名物(今年3月、山梨でいただきました!)のほうとうもあり、大いに迷います。が、ここはやはり、「せいろ」700円を。

「そばっ食い」は、7段重ねの割り子蕎麦で、うずら卵、海苔、ねぎ、ごま、しそ、鰹節、もみじおろしの薬味でいただくのだとか。塩辛の入った「切込みそば、うどん」、柔らかい餅が入った「からみもちそば、うどん」など、「次回は何にしよう」と今から悩んでしまいます。

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担担麺 インペリアルトレジャーエキスプレス

JR西船橋駅構内の、いわゆる駅ナカ。香港スタイルのキッチンを意識したカウンターのみの19席。女性ひとりでも気軽に利用できる、清潔でスタイリッシュなお店です。

以前から注目していた坦々麺(750円)。スープの表面に白胡麻と刻み唐辛子が浮いています。中央には、鮭のフレークのようなトッピングが。ゴマペーストたっぷりの濃厚なスープは、辛みと旨味のバランスがとれています。ただし私は、最初の一口で、いきなり唐辛子を飲んでしまったようで、「辛ッ!」。そのあとは、落ち着きましたが。麺は細麺ストレート。茹で具合も量も、スープとの相性も良い。

小ライス付きだったのですが、これは、麺を食べたあとのスープの中に入れて、おじや状態に。私は初めて試してましたが、これはなかなかイケます。本格的な担担麺が駅構内でいただけるなんて、うれしい。

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そば処 湯島 多なか

蔵前橋通りの清水坂の先、2つ交差点の坂を湯島方面へ少し上がったところにある「そば処 湯島 多なか」。

よくお店の前は通りかかっていましたが、ちょうど営業時間の中休みに当たっていました。その日、夜の時間が始まる5時半を過ぎたところでしたので、さっそくお邪魔。

入るとすぐ厨房から若い男性が出てきて、「今、火を入れたところなので、時間がかかるかもしれません」とのこと。それでも、せいろ(550円)を注文。思ったより時間がかからず、蕎麦が出されました。

ランチでは、天丼やかつ丼などとのセットや出前(天丼と蕎麦の二重弁当1200円~)もしているようです。

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民芸手打ちそば 志な乃 (新宿御苑)

新宿御苑近くのビル1階ある「民芸手打ちそば 志な乃」。初めて看板を見たとき、我が目を疑いました。ご主人にうかがうと、西新橋や飯田橋や秋葉原にある「志な乃」とは姉妹店だとか。

西新橋の「志な乃」と同じようなメニュー構成なので、いつものように、蕎麦とうどんの両方が楽しめる合盛1,050円を注文。やはりというか、麺食いの私もひるむほどの、予想を上回るボリューム。普通の蕎麦屋の5割増しぐらいでしょうか。さすがに、食べ切れないかもと一瞬思いました。でも、時間をかけてなんとか完食。

蕎麦とうどんの上には海苔がかかっています。どちらも太い麺で、コシが強く、かなりの歯ごたえです。薬味は、ねぎとわさびと大根おろしと青しそ。

汁は色も味も薄く、私の嗜好からすると、どうも汁という感じではなく、しっくりしません。でも、蕎麦湯をたっぷり出していただいたので、蕎麦湯で割ってゆっくり味わいました。

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SO BAR

六本木の「グランド ハイアット 東京」でのパーティの2次会。西麻布交差点の先、ちょっと奥まったビルの外階段を上がって「SO BAR」(ソーバー)へ。

この店は『もっと蕎麦屋で憩う』にも載っていますが、蕎麦屋というより、名前のとおり、まさにBAR。バーで本格的な手打ち蕎麦がいただけるということで話題になったそうです。

扉の正面にはバーカウンター。こじんまりとしたつくりですが、落ち着いたオトナの雰囲気が漂います。左手のテーブル席へ案内されました。

私はジンライムとせいろを注文。蕎麦は、いわゆる二八蕎麦。ざるに盛られています。バーで蕎麦をいただく、なんとも不思議というか、贅沢な気分です。

帰り際に、店長の荒川元太郎さんより名刺をいただきました。丁寧な接客で、蕎麦打ちにひたむきに取り組んでいらっしゃる様子も伝わりました。

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サトイモ栽培

昨年に続いて今年も、サトイモ栽培に挑戦中です。ただし、今年は野外ではなく、浴室に大鉢を置いて育てています。写真は、1週間前と1週間後。新しい葉がどんどん茂ってきました。

夏めくやアルキメデスのバスルーム 鈴木ひさし

(悦花歳時記34)

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竹邑庵太郎敦盛 あつもりそば

新橋に勤める方に案内していただき、向かった先は、「ちくゆうあんたろうのあつもり」。「黒いそば」という暖簾をくぐり、引き戸を開けた瞬間「あらっ?」。いきなり座敷が広がっています。靴を脱いで畳の上に。

赤い座布団と民芸調の木目テーブルが置かれるなど、赤を基調とする店内にちょっとびっくり。演歌らしき歌が、かなりのボリュームで流れています。蕎麦屋というより、何か異国に紛れ込んだような、江戸時代の南蛮屋敷のような独特の雰囲気。不思議な空間。

Mさんのおすすめは名物「あつもり(敦盛・熱もり)そば」。950円。味噌汁を入れるような赤いお椀に、生卵、その上に山盛りの刻み青いネギ、これは、京都から取り寄せた九条ネギだそう。そしてワサビ。そこへ徳利に入った秘伝の濃いめの汁を加えて、納豆をかき回すように、ひたすら混ぜます。これで準備完了。

少し待つと、ふた付きの蒸篭(せいろ)が運ばれてきました。ふたをとると、3人前はあろうかという、黒い蕎麦が湯気を立てています。これは、玄蕎麦を甘皮まで丸ごと挽いた十割蕎麦。食物繊維やタンパク質の豊富な蕎麦を、よりバランスよくヘルシーに食べてもらおうと、山盛りの九条ネギと新鮮な鶏卵でいただく「あつもりそば」を提供したのだとか。本店は、京都御所の近くにあるそうです。

もともと「熱盛」というのは、茹で上げて水にさらした蕎麦を熱湯にくぐらせ、あたためた汁で食すもの。この店では、茹でた蕎麦を蒸篭にのせて蒸すという形をとっているようです。

蒸された蕎麦は、むっちりとして粘り、ボソボソしているのですが、卵でとろみがついたネギがたくさん入った汁に混ぜると、それなりに滑らかに、食べやすくなるようです。

蕎麦という感じはあまりしませんが、ヘルシーですし、たまにはこういう蕎麦もよいのでは、という感じです。

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名代たいやき わかば

このところ、取材や打ち合わせが終わったあと、爽やかな風に誘われるように、移動はできれば徒歩でと思います。

ある日、青山1丁目から青山霊園を突っ切って、外苑前、そして表参道ヒルズ前を通過して、原宿へ。またある日は、新宿から四谷を経由して赤坂まで1時間ほど歩きました。

四谷を目指して歩いている途中、甘い香りに誘われるように、大通りから外れると懐かしいお店の前へ。たいやきの「わかば」です。と、ここは新宿区若葉1丁目なのですね。

昔、月刊誌の駆け出し記者だった私は、「わかば」の近くにあったO先生の仕事場(木造一戸建)に原稿をとりにうかがったことがありました。その後、O先生は鎌倉に自宅を構えられ、私はそちらにもお邪魔しました。

すでに店内は満席。5人くらい並んでいます。この日はまだ時間の余裕もあったので、そのまま列につくと、5分ほどで順番が回ってきました。4つ購入して、1つはその場でいただきました。

鯛焼の鰭よく焦げて目出度さよ  水原秋桜子

(悦花歳時記34・鯛焼は冬の季語)

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蔦茂る

塀や壁を這う蔦の緑が美しい季節。

教会のクルスを残し蔦茂る  渋谷麻紗

(悦花歳時記32)

そこで、うちにあるアイビーについて、図鑑で調べたところ、大きく3種類に分けられることがわかりました。

1つは、アイビーレース。これは、15年くらい前、買った一鉢が非常に増えて、今ではそこかしこにあります。濃い緑色の葉は、5つに分かれています。

もうひとつは、ヘデラ・プレイシャ。葉は5つに裂け、白色の斑点があります。

3つ目は、セイヨウキヅタ。葉は楕円形の濃い緑。最も大きな鉢に入っています。

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我が家のバラ

大型連休から1週間、蕾だったバラがいっせいに開いて、窓辺が一気に賑やかになりました。

4つの鉢植えは、種類が異なります。それぞれ優しい色合いで、香りも上品です。バラ図鑑でしっかり名前を覚えなくてはと思いつつ、まだ判明しておりません。

ミニバラではなく、のびのび育ってしまったせいか、大きな花を支えきれず、雨に打たれて下向きになってしまっているものも。まだたくさんの蕾をつけているので、支えるのが大変そう。蕾のほどける寸前といった感じも好き。

ばら愛すごとわが生涯愛すかな  阿部みどり女

(悦花歳時記31)

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いただきもの  屋久島焼酎と絹ごしとうふ

三岳」(みたけ)は、世界遺産の島「屋久島」の名水と島特産のさつまいもで仕込まれたピュアな芋焼酎。「三岳」は、宮之浦岳・永田岳・黒味岳の三山から命名。芋焼酎ファンからの絶大な支持を受けている芋焼酎だとか。

「絹ごしとうふ」は、完全無菌パックで、殺菌剤、保存料等を一切加えず、長期保存(10ヶ月)がきくので、いつでもどこでも食べたいときにいただくことができます。 形崩れしないブリック容器入りで、持ち運びにも便利ですから、ハイキングなどアウトドアでも活用できますね。

成りゆきに委すばかりの冷奴  見学玄

(悦花歳時記30)

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いただきもの 亀十と小夏

点々句会でのいただきもの。句会でもお馴染みの「亀十」は、野ざらしさんより。「小夏」は、高知ご出身の小夏さんより。

小夏は、爽やかな黄色が印象的な、薫り高い土佐特産の果物。私は初めていただきました。柔らかい外皮は、リンゴの皮を剥くように、くるくると丸く薄く剥くことができます。種子はほとんどないので、白くて薄い袋ごといただきました。

ほどよい甘みと酸味で、みずみずしい。インターネットからも注文できるようなので、今度お取り寄せしてみようと思います。

http://www.i-yamacho.net/

夏みかんもぎたての色握りしめ  小夏

句会の最高点句。まさに「もぎたての色」でした。

(悦花歳時記29)

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ありがとう☆50000ヒット

おかげさまで、5月16日午前7時16分に50000ヒットを達成いたしました。ホームページ開設から3年半、これも皆さまのおかげです。これからもよろしくお願い申しあげます。

お祝いのカードもいただきました。みなさまにもお披露目。http://homepage1.nifty.com/satoimo33/img/50000.jpg

http://homepage3.nifty.com/e-factory/

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キンギアナム 白

蕾をたわわに付けた長い穂が、すうーっと伸びてきたかと思ったら、白い清楚な花をたくさん開きました。今、満開。良い香りが充満しています。

キンギアナム」というと、桃色の花が多いようですが、うちのは白色。ほとんど手をかけていないのに、1年ごとに株が太り、ひと抱えもある大鉢になりました。

蘭というきれいな玩具たまわりぬ  柴田美代子

(悦花歳時記28)

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ヒューケラ

060515__ 正式名称は「ヒューケラ チェリーズ ビュズリー」。丸みを帯びた葉は、緑ではなく、赤紫色をしています。丸い葉と、株からひょろりと長い花茎が幾本も立ち上がり、そこに釣鐘状の小さな蕾をたくさんつきます。花はピンク色で、とても愛らしい。

決して派手な植物ではないのですが、葉の色や花茎の様子が周囲のものとかなり異なるので、独特の存在感があります。

ヒューケラの葉が最も美しく、花が咲くのは5月頃。これからくる梅雨や、蒸し暑さにうだるような季節、涼しげな空間を演出してくれることでしょう。

(悦花歳時記27)

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もうすぐ50,000ヒット♪

おかげさまでホームページのアクセス数が50,000ヒットを迎えます。切り番を踏んでくださった方には粗品をプレゼント。どうぞ狙ってくださいね☆
http://homepage3.nifty.com/e-factory/

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漫画家・森田拳次さん

朝から「きょうの暦」について、いろいろ調べていたところ、5月11日に誕生日を迎えられる方の中に、漫画家の森田拳次さんのお名前を見つけました。

さっそく、お祝いメッセージをファックスを差し上げたところ、森田さんから返信ファックスをいただきました。

「最近は誕生日など忘れてました。先日、ちばてつや、古谷三敏(ダメおやじ)、北見けんいち(釣りバカ日誌)と四人で旅行をしたら四人とも11日生れでした。」

二代目と書かれたワンコとともに、恥ずかしそうに頭をかいて立っているご自分の漫画も添えられてありました。

それにしても、4大漫画家さんが、みなさん11日生れとは。。。

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めん句い歳時記 4 新茶

八十八夜も過ぎて、さっそく、馥郁たる新茶を楽しみました(写真は、いつも愛用している湯呑と飯茶碗、気鋭の陶芸家・こしのゆみこさん作)。

新茶といえば、「茶切り」の季節でもありますね。変わり蕎麦は、上質の海苔をまぜた「磯切り」をはじめ、「木の芽切り」「胡麻切り」など、季節ごとに趣向を凝らしています。茶切りは、さらしな粉に抹茶を打ち込んだもの。

茶の香りよりも、むしろ彩りを楽しむといった感じで趣があります。茶切りは、変わり蕎麦の中でもひときわ上品な蕎麦といえるでしょう。

新茶濃くいれてさてさて遅延稿  草間時彦

新茶(しんちゃ・夏の季語)

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めん句い歳時記 3 ふきのとう

今年は、例年になく雪深く、山菜の収穫がいつもより遅れているようですが、山形にも本格的な山菜の季節が訪れたそうです。しどげ、こしあぶら、いわだら、うるい、こごみ、やまうどなど、春の山菜の種類の多さに驚きます。

春の山菜というと、私は真っ先に、ふきのとうやたらの芽が頭に浮かびます。今年も、ふきのとうをふき味噌やテンプラにしていただきました。

揚げたてのテンプラと茹でたての蕎麦。テンプラをサクリ。そして、また蕎麦を手繰ります。山菜のほのかな苦味が蕎麦の香りとともに口いっぱいに広がります。芽吹きのエネルギーが、全身に広がる瞬間です。

雲流るる日や蕗の薹にひざまづき  大野林火

蕗の薹(ふきのとう・春の季語)

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めん句い歳時記2 筍・若布

今年は朝掘りのをたくさんいただいたので、水煮してラップに包んで保存したものを毎日のように堪能しました(「悦花歳時記」参照)。

新筍のやわらかな香りと歯ざわり、そしてえぐみ(舌やのどがひりひりする感じ))も魅力的です。

成長がとても早く、おいしく食べられる時期が短い筍。「筍」という名称は、10日間を意味する「旬」に由来するそうです。

筍のまはりの土のやさしさよ  日野草城

筍(たけのこ・夏の季語)

「若竹そば」は、かけ蕎麦の上に、薄切りの筍、若布をのせ、木の芽を添えたもの。海の恵みと山の恵みが一体となっています。

海の色そこだけ若布育つ色  今井千鶴子

若布(わかめ・春の季語)

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追悼・吉行理恵さん

句会のお仲間の窓烏(吉行和子)さんの妹さんで、詩人・作家である吉行理恵さんの訃報を知りました。

ネコ好きとしても知られ、作品にもたくさん登場しています。作家の故エイスケさんと美容師のあぐりさんの二女で、兄は作家の故淳之介さん、姉は女優の和子さんです。

毎月、句会でお目にかかっている和子さん。あぐりさんにも、もう10年以上前ですが、月刊誌のインタビューのため、市ヶ谷駅前のあぐり美容室でお目にかかりました。理恵さんとは面識はありませんでしたが、長年にわたる吉行ファミリーのファンでもある私には、気が重くなるお知らせでした。

心よりご冥福をお祈り申しあげます。

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めん句い歳時記1 海苔

麺好きの私は、蕎麦はもちろん、うどん、パスタ、ラーメン、冷麺など、なんでもよくいただいています。写真の蕎麦は、山寺へ行ったお土産にいただいた乾麺を茹でたもの。大盛の田舎蕎麦に海苔をかけてみました。

濁世なるあさくさのりをあぶるかな  松澤 昭

海苔(のり・春の季語)

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シンビジウム

寒さに強く、花持ちのよいシンビジウムは、最も広く親しまれている洋ランといえるでしょう。ゴールデンカラーといわれる黄色の優美な花が爽やか。切花にしても長く楽しめます。

(悦花歳時記26)

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スカブローサ(ワイルド・ローズ)

野生のハマナシより一回り大輪の花を咲かせるスカブローサ。我が家のバラの中では真っ先に開花しました。濃い紫紅色の一重咲き。思わずうっとりするような芳香。花がらを放置すると、夏に大きなローズ・ヒップがなるそうで、楽しみ。

葉脈の刻みの深し立夏かな  吉田悦花

(悦花歳時記25)

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チューリップ&クリスマスローズ

うちのチューリップ、盛りを過ぎたとはいえ、まだ健在。クリスマスローズといっしょに花瓶に挿して愉しんでいます。

チューリップ花びら外れかけてをり 波多野爽波

(悦花歳時記24)

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ブルーデイジー、あるいは園芸療法

ゴールデンウィークは、ガーデニング日和。早朝より草花の様子を見てまわるのが日課です。葉を摘んだり、ふくらんだ蕾を数えたり。ふと「園芸療法」という言葉がアタマに浮かびました。動物介在療法もありますね。

連休とともに真っ先に開花したのは、ブルーデイジー。瑠璃雛菊(るりひなぎく)とも。ブルーの花びらとまんなかの黄とのコントラストが愛らしい。斑の入った葉は小さくまばらです。

デージーは星の雫に息づける  阿部みどり女

(悦花歳時記24)

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やっぱり、筍ごはん

連休は房総へ筍掘り。その場で筍のお刺身や網焼きを満喫。お土産の筍は、柔らかな穂先は水菜とともにサラダに、そして煮物に。もちろん筍ごはんも。

子が育つ筍飯の大盛よ  清水基吉

(悦花歳時記23)

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新緑の朝

朝、目覚めてガラス越しに目に入るのは、カツラ(桂)の新緑。枝垂れなので、丸みを帯びたハート型の葉が下へ下へと伸びていきます。初夏の陽光が透け、風に揺れる新樹の葉は、つややかで明るさに満ちています。

新緑の朝いつせいに送信す  吉田悦花

『ザ・俳句歳時記』(第三書館)の「新緑」の項より

(悦花歳時記22)

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ニシキウツギ

たぶん、ニシキウツギ(二色空木・錦空木)ではないかと。昨年は咲かなかったのですが、今年は見事に開花しました。
スイカズラ科タニウツギ属。谷に生え、茎の中が空洞であることから、その名がついたようです。
最初は白い花が咲きますが、しだいに赤く変化するので、見た目には白と赤の二色の花が咲いたように見えます。葉は緑色の楕円形。花筒は漏斗状で、漏斗の口の部分までゆるやかに広くなります。
ウツギ(空木)と名がついていますが、本来のウツギ(卯の花とも呼ばれる白花を咲かせる植物)はユキノシタ科で、タニウツギとは異なります。
白いウツギは可憐で、初夏を感じさせます。薄ピンクの花は、恋する少女のようにさわやかで、少し艶っぽさもありますね。
卯の花に雨のはげしくなるもよし  細見綾子
(悦花歳時記21)
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『どつどどどどう』3

「炎環」の仲間と一平さんのご案内で、一平さんの故郷、宮城県気仙沼市大島を訪ねたことがある。

船に群がるように飛翔するカモメたちと気仙沼湾を渡ると、そこが大島であった。一平さんは、ご自分についてあまり多くを語らないが、お父さまは、地元で俳句大会も主催されている俳人として知られる方であった。そのときの句会より。

  箱眼鏡祖父の噛み痕残りをり

「正月といえば歌留多とりをするのが常だった。記憶力が良いと、周囲を驚かせたらしい」と一平さんはいう。私は、家族や島のみなさんの期待を一心に受けて上京する学生服姿の一平少年を想像する。

樟脳舟しやうなう尽きてしまひけり

樟脳舟(しょうのうぶね)は、夏祭りの屋台などで売られていたセルロイド製の玩具。後部に樟脳を挟むところがあって、洗面器に浮かべて走らせるのだという。「しやうなう」のひらがな表記が、「しようがない」みたいで、どこか切ない。思いつめたように、洗面器の舟を見つめる一平少年の姿が浮かぶ。

そういえば、一平さんは、生真面目なところがある。いつも穏やかだが、ふと見るとその目は笑っておらず、真剣そのもので、「巨人の星」の星飛雄馬みたいに、瞳の中に炎が静かに燃えていたりする。

俳句に対する取り組みは真摯そのものだ。「一平さんは、俳句に賭けている」と実感する。

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我が家のギボウシ(擬宝珠)コレクション

ゆり科の多年草。橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような装飾物が「擬宝珠」。この花のつぼみが、擬宝珠に似ていることから「ギボウシ」というそうです。

日本原産の植物ですが、初夏に大きく萌え出でる葉はみずみずしい。ヨーロッパではガーデニングに欠かせない植物として盛んに栽培されています。

花はまだこれからですが、こうやって並べてみても4種4様で、新緑の美しさは格別。060429_ 060429__1060429__ (悦花歳時記20)060415__4

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我が家のチューリップまだまだ

空に向き雨受けてをりチューリップ  高木晴子

(悦花歳時記19)

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お江戸ぶらり散歩 その1

ニフティ「語ろ具」で「お江戸ぶらり散歩 その1」が始まりました。ご覧になっていただき、ぜひご感想などお寄せくださいますと、うれしく存じます。
http://golog.nifty.com/archives/001..

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