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麻布十番・浪花家総本店のたいやき

都営地下鉄大江戸線麻布十番駅より徒歩数分の麻布十番商店街の「浪花家総本店」へ。明治42年(1909年)創業の元祖たいやき屋さん。たいやきは、たこ焼きなどと並んで、「ジャパニーズ・ファーストフード」ではないかと思うわたくしは、いろいろなお店のたいやきをいただいています。

しかし、浪花家総本店のたいやきを味わうのは初めて。というか、以前にもうかがっているのですが、「1~2時間待ち」(!)といわれて、「なぜ、たいやきを買うのにそんなに待たなければならないのか」と、諦めていました。

ところで、子どもの頃、「まぁ~いにち、まぁ~いにち、ぼくらはてっぱんのぉ♪」と歌っていたことがあります。1975年に発売されて一世を風靡した「およげ!たいやきくん」のレコードのジャケットに写っているおじさん。この方こそ、こちらの3代目店主なのだとか。

店名の由来は、初代店主神戸清次郎さんが、浪花(大阪)出身だったことから。すでにあった今川焼きをヒントに、鯛の型にした「たいやき」として売り出したそうです。

たいやきが有名ですが、やきそば、お汁粉 、かき氷、あんみつなども店内でいただけます。店構えやは、昔にタイムスリップしたかのよう。ガラス貼りの店先では、忙しそうにたいやきが入った金型をひっくり返しています。

ふつうは、2枚の金型の両方に皮を焼いておいてから、一方に餡をのせて、金型をぱたんとたたんでつくられることが多いようですが、こちらでは、金型1枚を使って、まず片方の皮を焼き、その上に餡を山盛りにしたら、その餡の上にたらたらと皮のタネをかけています。

ソバリエのお仲間と「総本家 更科堀井」で更科をいただきながら藤村和夫さんの薀蓄をうかがって、1時間ほど後、浪花家に予約していたたいやきを受け取りに行きました。

焦げのある、ぺしゃんこでかたくしまったボディー。パリパリに見える皮も、手に持つとしっとりと餡の柔らかさが伝わります。さっそく尻尾からいただきました。薄い皮の中に、甘さひかえめのつぶ餡がぎっしり。皮が餡をコーティングしているといってもよいくらいです。

   時間給張られ鯛焼固太り  悦花

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