上野 蓮玉庵
昼食は、「上野 藪そば」をめざしてうかがったのですが、ちょうど定休日。「池の端 藪蕎麦」もシャッターが下りています。
結局、「上野 蓮玉庵」に落ち着きました。「志を里」にもあるように、安政6(1860)年創業の老舗。森鷗外、坪内逍遥、樋口一葉、斎藤茂吉、久保田万太郎などが通ったお店です。木造二階建の外見に比べ、店内は明るくモダンな内装です。
つれの方は、温かいきのこそば、わたくしは、せいろ(630円)を戴きました。新蕎麦というので期待していたのですが、香りは薄く、麺のコシも今ひとつという感じでした。
薬味は葱と山葵。蕎麦湯は、銅の急須で出されます。
こちらには、元有楽町更科店主の藤村和夫さんとお邪魔したこともあります。そのときは、古代せいろ・別打ち入り三枚重ね1000円(昼のみ)を戴きました。
奥から蓮玉庵の六代目店主・澤島孝夫さんも姿を見せられ、「○○切りはどうすればいい?」などと、藤村さんに熱心に質問されました。互いに顔を寄せ合うように、お蕎麦のあれこれを縦横無尽に語り合っておられました。
趣味人のご主人は、音楽を愛し、実際に演奏家としても活躍されているということもそのとき知りました。
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