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池の端 藪蕎麦

池全体をすっぽり覆った蓮の花。不忍池沿いを散策しつつ池之端へ。

お目当ては「池の端 藪蕎麦」です。

「藪」は、幕末のころ、本郷・根津の団子坂にあった「つたや」が元祖であったと伝えられています。竹薮の茂った広い庭があったことから、「藪」と言う愛称で親しまれました。

「藪蕎麦」の暖簾は、明治13年、神田連雀町の堀田七兵衛の「かんだやぶそば」に預けられ、さらに大正2年に浅草並木町の「並木藪蕎麦」、昭和29年に堀田鶴雄によって上野・池之端に「池の端藪蕎麦」が開業されました。

「池の端 藪蕎麦」は、上野の繁華街に位置しています。しかし、お店そのものは、とても落ち着いた雰囲気。入り口の前に坪庭がしつらえてあるなど、風情と品格のある店構えです。

引き戸を開けると、感じのよい声が聞こえます。左手にテーブル席、右手にお座敷があって20人ほどが坐れます。

平日の昼間や土日は混み合うので、ちょっと時間をずらして、午後1時近くにうかがいましたが、右手のお座敷は埋まっています。ちょうど、入口手前の席の奥があいていました。

きびきびとした若い女性店員さんが4人。白い制服が清潔です。

先回は、樽酒の冷酒、板わさや焼き海苔をいただいた記憶があります。しかし、今回はお仕事の合間で、しかも時間もないので、お蕎麦のみです。

ざるそば(600円)は、ざるを逆さにした上に、少ない蕎麦が上品に盛られています(笑)。涼しげな感じ。

噛み締めると、細いながらもほどよい歯ごたえ。汁は藪にしては甘めですが、やはり濃い。薬味は葱と山葵。蕎麦湯をゆっくり飲み干します。

落ち着いた昔ながら蕎麦屋のイメージも十分堪能して、店を後にしました。

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