夏みかんジャム
近郊農家の知人から、葉つき大根、キャベツ、白菜、小松菜など、旬の野菜をたくさんいただく。おかげさまで、この冬は毎晩のように野菜鍋を堪能した。
このところ、ハマっているのは、自家製の夏みかんジャム。というのも、ある日、お庭で熟したという夏みかんを1袋届けていただいた。米袋みたいな大きな袋に、100個ほどの夏みかん。
もともと柑橘類は大好きで、近年はデコポンがマイブーム。ですが、100個ですよ! 毎日、朝昼晩と1日3個ずついただいたとしても~~。というわけで、ジャムづくりにめざめた。
以前、いちごジャムづくりに挑戦したことがある。しかし、夏みかんジャムは、それよりずっと手間がかかる。
1個1個きれいに皮を剥いて、中の小さな袋から1つひとつきれいに実を取り出す。摘みたてのやわらかい皮を細かく刻んで、袋から出した実を加えてコトコト煮詰める。
日頃、野菜スープや薬膳カレーづくりなどで、こういう作業はキライではないのだが。煮詰めている間は目が離せない。キッチンは、夏みかんの甘い香りに包まれる。
できあがった夏みかんジャムをガラス壜につめて、知り合いのみなさんにプレゼント。トーストに、自家製カスピ海ヨーグルトにと、夏みかんジャムは大活躍している。
春野菜は ほんのりした苦味を持つものが多く、それが季節の変わり目の体調を整えるのだとか。夏みかんの爽やかな香りとほのかな苦味。それが、私の元気の源かなぁ
マスカラをつんつん塗りし四月かな 吉田悦花
(『炎環 新季語選』より)
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