初めての俳句の作り方②
実は私、初めて出席する本部句会に、いきなり遅刻してしまった。顔も知らない先輩のみなさまが30人くらい勢ぞろいしている会議室に、ひとり入っていった。
句会がどのように行われるものか、どのような方たちが参加なさっているのか、ほとんど理解していないありさまであった。句会では、実質四時間くらい、席に座っていなければならなかった。
いきなり初回に遅刻した私は、すっかり動揺したためか、あたりを見回す余裕すら失っていた。最初から最後までずっと下を向いていた気がする。どのような俳句が出されて、どのような話が交わされていたのか。ほとんど覚えていない。
天気の良い休日の午後、会議室の一室。じっと座っていると、なんだか背中がムズムズしてきた。耳元で「イイワカイモノガ、コンナトコロデ、ジットシテイテ、ヨイノカ」なんて、ささやきが聴こえてくるような気がした。
句会に馴れない頃は、なぜか突然、窓の外に飛び出したくなるような衝動に襲われることもあった。子供の頃、ずっと「落ち着きがない」といわれていた私。正直なところ、少し忍耐が入った。
しかし、何事も参加してみなければ始まらない。新しいドアも一度開いて、中に入ってしまえば、あとは何回か参加しているうちに、順応するというか、リラックスして楽しく参加できるようになるもの。
あまりかたぐるしく考えないほうがよろしいでしょう。これから俳句を始めたい、あるいは句会に参加しようという方には、そのようにアドバイスしたい(笑)。
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