初めての俳句の作り方①
私が俳句に親しむようになったきっかけの1つが、編集部の「おとうさん」との交換日記、ではなく、交換メモであったことは先に述べた。
最近は、カルチャー講座が俳句をはじめるきっかけ、という方が増えている。私の友人にも、カルチャーセンターの俳句講座で俳句をはじめたというケースが少なくない。
例えばMさん。もともと詩吟の講座を希望していたのだが、すでに定員になってしまっていた。なので、まだ申し込みを受け付ていた俳句講座を申し込んだそう。
Sさんも第一希望は、文章講座だったとか。そういえば、Rさんは作詞講座からの転身組だ。
Mさんが入った俳句講座は、大手新聞社が運営するカルチャーセンターの「初心者向け」で、二十代から七十代の男女が、性別・年齢・職業を超え、さまざまな俳句をつくっていた。
そこで大いに刺激を受けたMさん。少しでもおもしろい句をつくりたいと、ああでもない、こうでもないと、常日頃から言葉を吟味するようになったとか。それが、「脳みそをフルに使っている感じがして、とても心地よかった」という。
Kさんは、転勤先の不慣れな土地で閉じこもりがちにならないよう、地元の生涯学習講座の俳句教室を訪ねた。
「絵画や楽器演奏となるとそれなりに道具を揃えるなどの準備も必要ですが、俳句ならペンと紙さえればなんとかなるかもしれないと思いました。俳句をたしなんでいた父親の影響もあったのかもしれない」とKさん。
漠然とした中にも、心から打ち込めるものを見つけたい、なにか書くことで自己表現をしたいといった衝動に、それぞれ駆られていたのかもしれない。
このほど『カラー版 初めての俳句の作り方』(成美堂出版)が刊行された。私も執筆協力しておりますビジュアルな俳句入門書。オススメです。
http://www.seibidoshuppan.co.jp/new/index.html
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